傷だらけの顏だが「「勝てたので特に痛みは感じてない」とグスタボ
2024年2月24日(土)佐賀・SAGAアリーナにて開催された『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』のメインイベントで、堀江圭功(ALLIANCE)を判定3-0で破ったルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)が試合後インタビューに答えた。
先に右から左でダウンを奪ったグスタボに対し、右カーフキックを効かせた堀江がテイクダウンからパウンドで削って逆襲したが、最終回に右フックでダウンを奪ったグスタボが上のままゴング。判定3-0でグスタボが勝利し、4連勝でライト級王座挑戦をアピールした。
右目下に大きな切り傷、他にも傷が多く見られたグスタボだが「この怪我はちょっとした擦り傷みたいなもの」とし、「すぐにでも練習を始めたい」とタイトルマッチへ向けての準備を進めたいとしていた。
凄くいい試合を見せられたと思う
「勝ててとても嬉しく思っています。日本で試合が出来ることはとても嬉しいですし、日本が大好きです。ファンの皆さんのエネルギーを感じてここで戦うことは本当に素晴らしいことです」
――そんなに傷だらけになったのは初めてでは?
「勝てたので特に痛みは感じてないです。全ての戦いにおいて自分がこういう怪我をすることは想定しているので、今日は勝てたので何もないです」
――堀江選手と戦ってみての感想は?
「対戦相手は非常に経験のある選手。打撃が上手く、強い選手でした。凄くいい試合を見せられたと思います」
――次に戦いたいのはやはりサトシ?
「そうですね。次の試合ではタイトルを懸けた試合をしたいと思う。もう十分、自分はその立場にあると思います。4回連続で勝っていますし、RIZINのベルトをクリチーバに持って帰りたいです」
――たくさんのファンが試合後集まってきたのは嬉しかった?
「とても嬉しく思っている。自分は日本と日本のファンが大好きです。もっともっと日本の方にファンになって欲しいし、それは自分の喜びでもあります」
――ブラジルに帰ってやりたいことは?
「もうすぐにでも練習を始めたい。この怪我はちょっとした擦り傷みたいなものなので、1カ月もあれば治っています」
――堀江選手の地元ということで声援が多かったことは影響した?
「特に影響はありませんが、入場の時にそれは特に感じました。でもそれはよくあることだし、次の試合では彼らにも自分を応援して欲しいと思っています」
――日本人ファイターに足りないものは?
「特にはないと思います」
――グスタボ選手に日本人ファイターが勝てない理由は?
「自分は次のチャンピオンになる人間だからです」
――日本人ファイターが一緒に練習したいと言ったら?
「もし日本人ファイターが自分と一緒に練習したいと言ってブラジルに来てくれたらとても嬉しいですね。過去に桜庭(和志)さんがシュートボクセで練習を積んだように、そういうふうになったら嬉しいです。皆さんを温かく歓迎しますよ」
――日本のどこかに行く予定はない?
「明日の朝6時半には空港に行かないといけないんです。ブラジルに帰ります。でもその前に、今日の夕飯は磯丸水産に行ってホタテとカキフライを食べたいと思います(笑)」
――最後にファンへメッセージを。
「イベントを見に来られなかった人は残念ですが、テレビなどで見てくれたと思います。次回は必ず会場へ見に来て欲しい。ファンの皆さんがいつも応援してくれるのはとても嬉しいし、写真を撮ろうと言ってくれるのをとても嬉しく思っています」