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【UFC】トプリアがヴォルカノフスキーをTKOでフェザー級新王者に! ドバリシビリがセフードをテイクダウンして10連勝・王座挑戦へ。ウィテカーが復活勝利、中村倫也が完封勝ち、UFC7連勝ギャリーが14戦無敗に=『UFC 298』

2024/02/18 10:02

【プレリミナリー】

▼女子ストロー級 5分3R
〇アマンダ・レモス(ブラジル)14勝3敗(UFC8勝3敗)
[判定3-0] ※29-28×3

×マッケンジー・ダーン(ブラジル)13勝5敗(UFC8勝5敗)

 女子ストロー級3位のレモスと、7位のダーンが対戦。

 レモスは2023年8月の前戦で王者ジャン・ウェイリーに挑戦も5R判定負け。当初はタチアナ・スアレスと対戦予定もスアレスの負傷欠場で、柔術&ADCC王者ダーンと対戦する。ダーンの前戦は2023年11月に元王者ジェシカ・アンドラージに2R KO負け。いずれも再起戦となる。

 1R、ともにオーソドックス構え。右カーフからワンツーのレモス。追うダーンはワンツーもレモスは右に回りそこにいない。立ち合い右ストレートを突き、左ミドルハイをガード上に当てるレモスは、さらに右カーフ!

 1回転したダーン。レモスの右フックを掻い潜ってカウンターのダブルレッグテイクダウン! そのままサイドからマウント狙い。ケージを蹴るレモスの頭をケージに向けて細かいパウンド。下の手を引き出し背中を着かせる。ハーフのレモスはロックダウン狙いからヒザを入れてニーシールド。そのヒザをかわしてダーンが寝かせてパウンドでホーン。

 2R、詰めるダーンにレモスはサウスポー構えで右ハイ。ブロッキングのダーンはワンツースリーで詰めるが、見切るレモスは右カーフ、さらに右フックを当てると、崩れたダーンは真っすぐ後退。レモスのラッシュにダウンし、下になると抱きつき、ピンチを凌ぎ、足を手繰るが、ヒザを抜いたレモスは離れてスタンドを望む。

 先に右を振るのはダーン。しかし右カーフを効かせるレモスにバランスを崩すダーン。鼻血を流しながら右カーフに右フックを合わせに行く。詰めて組みに行くダーンをテイクダウンしたのはレモス。しかし下からダーンはスイープ! 上を取り返してハーフからヒジを突く。

 3R、カーフに合わせて右オーバーハンドを当てたダーンは一気に詰めてジャンピングガードで引き込み。腰を切り下から逆転の腕十字を狙うが、腕を抜くレモス。ならばと足を手繰りヒザ十字狙いで上を取ったダーン。レモスは足を4の字組んでヒザを伸ばさせず。足狙いから上体を押さえて背中を着かせるダーンは、左で小手に巻き、パウンド。上体を金網に立てるレモスを再び寝かせるダーンはヒジ! 右のパウンド。そこで一気に立ちに行くレモスのバックを狙いうダーン。しかし背中を譲らないレモスにダーンは下から足を手繰りホーン。

 判定は3-0(29-28×3)で2度ダウンを奪ったレモスが勝利した。寝技のダーンを上回った。

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