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【K-1】KANAを破ったプリフティにSAHOが挑戦「相手よりも優っているのは全て。自分のスタイルで圧倒的に勝つ」

2024/02/05 19:02
 2024年3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX』の記者会見が、2月5日(月)都内にて行われた。  K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、王者アントニア・プリフティ(ギリシャ)がSAHO(闘神塾)の挑戦を受けての初防衛戦に臨む。  プリフティはキックボクシングで22勝(5KO)2敗1分の高い勝率を飾り、並行してMMAでは4戦(2勝1敗1分)のキャリアを持つ二刀流ファイター。これまでにWKUとVendettaの2団体で-57kgの世界王座を獲得。WKU -55kgギリシャ王者にもなっている。2023年12月に初来日で初代王者KANAに挑戦し、判定3-0で王座を奪取した。  SAHOは、超攻撃的なファイトスタイルでデビュー当初から注目を集め、キック・ムエタイルールでは4本のベルトを巻く。2021年12月にK-1初参戦し真優とのスーパーファイトで勝利。2022年6月、K-1女子大会でジェシンタ・オースティンと対戦し激しい打ち合いを展開するもダウンを奪われて敗北。2023年4月、Krush女子大会で韓国のイ・ドギョンから勝利を収め、7月は鈴木万李弥、12月にリー・リーシャンから判定勝利している。戦績は16勝(1KO)2敗。  会見ではプリフティから「日本に戻ってこれるのは夢のよう。日本はとても素敵な国で、私を歓迎してくれた最高のファンと一緒にベルトを防衛するチャンスを得られて本当に嬉しい。とても興奮しているし、日本に行くのが待ち通しい。チャンピオンになった今、このベルトを防衛することが私の最大の目標であり、なぜ私がベストなのかを再び証明することが待ちきれない。  SAHOは選手としてとても尊敬しているし、彼女のキャリアもリスペクトしている。同時にリングで彼女と対する準備は十二分にできているし、嬉しい。私には私のスタイルがあり、彼女には彼女のスタイルがある。どちらがベストか、それをリング上で出し合える事がとても楽しみ。ファンのみんなが驚くような勝ち方を見せたいと思っている」とのコメントが読み上げられた。  会見に出席したSAHOは「こんなチャンスは1回しかないと思っているので、この1回で勝って自分が王者になります」と宣言。  対戦相手の印象は「リーチが長く打ち分けが上手い」と評し、「相手よりも優っているのは全てかなと思っています。パワー、スタミナ、一番はメンタル面で誰にも負けてない」と言い放つ。  絶対王者として君臨していたKANAに勝った試合を見てどう思ったかとの質問には「自分の中ではKANA選手が勝つと思っていました。負けたからビックリしたのはありますが、自分にチャンスが回ってきたと思いました。ただただ相手の方が強かっただけやと思います」とクールな答え。  打倒KANAを目標にしていたのでは、と聞かれると「自分がK-1に参戦した理由はベルトを巻きたいということ。前はKANA選手が王者だったのでKANA選手に勝たなあかんと思っていましたが、今の王者は違うので気持ちを切り替えて、その選手に勝とうと思います」とし、KANAへのこだわりは「今はないです。どの相手とやりたいはなくて、王者とやってベルトを巻きたい。それだけです」と、興味があるのはK-1のベルトだけだとした。  SAHOがK-1の試合で敗れたのは2022年6月のジャシンタ・オースティン戦のみで、その後に「一番変わったのはフィジカル面。圧力は問題ないです。強い選手とやってフィジカルを強化しないとあかんと思ってフィジカルトレーニングを取り入れました。パーソナルで筋トレをやって体力面、パワー面、全部を鍛えました」という。  最後に、どういう試合展開になると予想するかと聞かれると「試合の展開はあまりイメージしてないですけれど、相手が誰であってもスタイルを変えたりとか出来るタイプじゃないので、相手が誰であっても自分のスタイルで圧倒的に勝とうと思っています」と、自分のスタイルを貫いて勝つとした。
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