MMA
ニュース

【RIZIN】山本アーセンが柴田“MONKEY”有哉と対戦「相手のフィールドには行かない」、三浦彩佳の勝利に「今度は自分の背中を見せたい」=3月23日(土)神戸

2024/02/01 13:02
 2024年3月23日(土)神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN LANDMARK 9』(ケージ使用)の追加カードが1月31日、都内会見にて発表された。  会見でアーセンはサブミッションファイターである柴田“MONKEY”有哉との対戦に「相手のフィールドには行かない」と言い、ONE Championshipで平田樹に勝利したパートナーの三浦彩佳について、「勝って本当良かった。試合前に『私の背中見といて』って言われてたんで、今度は自分の背中を見せてやろうと思ってます」と必勝を誓った。 アーセンが鬼門のグラップラーと対戦 ▼RIZINフライ級(57.0kg)5分3R山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)  アーセンは、母が山本美憂で叔父が山本“KID”徳郁というサラブレッドで、2013年世界カデット選手権レスリング・グレコローマン69kg級優勝。MMAは4勝6敗。  2023年5月に約3年ぶりに復帰し、伊藤裕樹に判定勝ち後、9月の前戦で福田龍彌に3R、カットによるドクターストップでTKO負けを喫した。約半年ぶりの再起戦。27歳。  柴田は、元DEEPフライ級コンテンダー。MMA18勝7敗で、2022年4月に地元・大阪で1年10カ月ぶりに復帰。渋谷カズキを三角絞めで極めたものの、痛めていた右ヒジ靭帯手術のため、DEEPフライ級GPには出場せず。2022年12月に8カ月ぶりの復帰戦で杉山廣平を2R、三角絞めで極めている。地元での1年3カ月ぶりの復帰戦で3連勝なるか。31歳。  MMAデビュー戦でクロン・グレイシーの三角絞めに敗れ、所英男に腕十字、宮田和幸にキムラロックを極められたアーセンにとっては、MMAファイターとしての進化と真価が問われるサブミッションファイターとの対戦だ。  会見でのアーセンのコメントは以下の通りだ。 ──対戦相手の印象と、自分が相手より優れているというポイントを伺いたいと思います。 「(柴田“MONKEY”有哉は)黒帯で、寝技はすごくうまくて、ちょっとした隙間からでも足だったり手だったり入れてくる選手だと思っているんですけど、自分は打撃もレスリングも上だと思っているので、相手のフィールドには行かないと思っています。これで大丈夫ですか?」 ──昨年の大晦日に母親の山本美憂選手が引退されましたけど、あの試合を間近でセコンドとしてついていて、何か感じたものは? 「もう入場したときに俺号泣してたんですけど“母ちゃんの後ろ姿を見るのは、この花道が最後なのか”と思ったときに、すげえ悲しいのと、お疲れと、すげえなという、いろいろな感情が混ざって泣いてたんですけど、引退といっても絶対また何かしら新しいこと始めるから、そんな引退したから俺がやるというのは全く無いし、俺は俺で頑張るというつもり。今回の大会のモチベーションというのは、やっぱ母ちゃんに代わって、チームメイトの(高橋)遼伍さんと一緒に試合できるというのと、あと一緒に練習、(佐藤)将光さんだったり、自分の仲間と一緒に戦えるというのが初めてっちゃ初めてなので、チーム一丸となって勝っていきたいなというのが一番のモチベーションです、今は」 ──かつての練習仲間の堀口選手が大晦日にベルトを取って、同じ階級のチャンピオンになりました。アーセン選手が上を目指していくなかで、堀口恭司選手からベルトを取りたいという思いも? 「もちろんこの階級でやっているからこそ、恭司さんとやりたいと思うし、別にベルトがあっても無くても僕は恭司さんとやりたいと思っているので、ちゃんと恭司さんのレベルまでしっかりレベルアップして、自分を高めて、頑張っていきたいなと思います」 ──アーセン選手の試合とは別のところで、ONE Championshipでアーセン選手の名前が何度か使われるような試合がありましたが? 「良かったですね、(三浦)彩佳勝って。本当良かった。ホッとしました。また次の試合も勝ってほしいと思いました」 ──集中力が削がれるとか、メンタルの変化は? 「いや、逆に超いい刺激もらってるし、すげえストイックだし、逆に自分が見習わないといけないなと思う姿ばっかり見せてくれるので、しっかり見せてやろうと思ってます。試合前も、『私の背中見といて』って言われてたんで、今度は自分の背中を見せてやろうと思ってます」 柴田MONKEY有哉「アーセンくんとならPRIDEの異種格闘技戦に近い試合ができる」 「こんにちは、TeamKIZUNAの柴田“MONKEY”有哉です。まず初めにDEEP佐伯代表、DEEP関係者の皆さん、RIZIN関係者の皆さん、僕を起用してくださりありがとうございます。僕の夢はPRIDEです。そして、現在に蘇ったPRIDEがRIZINだと思っています。そんなRIZINでレスリングの世界を獲ったアーセンくんと戦えることは異種格闘技戦に近いPRIDEのような戦いが出来るんじゃないかとワクワクしています。RIZIN初参戦ですが皆さん、応援のほど宜しくお願いします」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.334
2024年9月21日発売
UFCデビューの朝倉海をビリー&エリーHCと共にインタビュー。またUFC6連勝で1位ロイヴァルと戦う平良達郎、DJの引退インタビュー、期待のプロスペクト、格闘技の新しいミカタを特集!
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント