シュートボクシング
インタビュー

【シュートボクシング】山田彪太朗「2024年はもちろん全試合全勝全KO」龍聖の発言には「かなりムカついた」

2024/01/26 16:01
 2024年2月10日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 act.1』にて、ペットシートーン・ソーペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ)と対戦するSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)のインタビューが主催者を通じて届いた。  山田ツインズの兄・彪太朗は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。2022年11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝。12月のRISEとの対抗戦で門口佳佑戦に逆転負けを喫したが、2023年4月に川上叶に勝利してSB日本フェザー級王者となった。その後は6月にオートー、11月にヨードタノンとムエタイを相手に2連勝。戦績は14勝(4KO)3敗1無効試合。  今回対戦するペットシートーンはタイの人気TVマッチ『True4U』の54kgトーナメント優勝者。 覆いかぶさられる前に何かを当てて振り回してやる ――今年初戦が決まり、心境はいかがですか。 「今大会のメインカード、海人選手とペットモラコット選手の試合が発表されてSNSを見て反響が大きかったので、そういう注目のある大会に今年一発目で出場できることは凄く嬉しいです」 ――YouTubeチャンネル「山田ツインズチャンネル」でキレキレのトークで毎回楽しい企画を提供している山田ツインズですが、今回弟の虎矢太選手は出ますか? 「今回は出場しません。僕たちを応援してくださる方々のためにも2人で一緒に出た方がお得感はあるんですけど、どっちかの試合がなければ、どっちかがサポートしてくれるのでメリットが大きいと思います」 ――どういうサポートをしてくれるんでしょう。 「試合前は自分のことで一杯一杯なのですが、虎矢太が試合ない時は、僕の対戦相手を真似してくれたり、『この技は当たるんじゃない?』と戦略を練ってくれます。逆もそうですね」 ――今回の相手ペットシートーン・ソー・サクナリンは、True4U 54kgトーナメント優勝というキャリアがありますが、どういう印象がありますか。 「まだ試合映像はじっくり見ていないですけれど、1Rちょっとだけ見た感じだと、首相撲をいっぱいやってくる選手でした。身長が176cmなので覆い被さられたら面倒くさい感じになりますし、相手の首相撲に付き合っても面白くない試合展開になるので、覆いかぶさられる前に何かを当てて振り回してやろうかなと思っています」 ――現在タイ人相手に2連勝中ということですでに得意意識はありますか? 「全然、得意意識はないですけど、ここ2戦でやって2回とも勝てているので苦手意識もないです」 ――前回11月のヨードタノン・オー.サンスック戦では圧倒しながらも倒し切れなかったのはどう感じていますか? 「前回組み付かれた時に全然対応できていなく、倒しきれなくつまらない試合になってしまい悔しい思いがあったので、それからしっかり対策してきたのでそういうところも見せられたらいいなと思っています」 ――一番見せたい技はありますか? 「虎矢太は結構倒すタイプですが、僕はKO率が低くあまり倒せていなく、フックやストレート一撃で倒せるものを身に付けているので、虎矢太以上の攻撃力を見てもらえたら嬉しいです」 ――キック界全体ではフェザー級戦線が盛り上がってますが、意識してますか? 「どんどん強いタイ人とやっていきたい気持ちもありますけど、今まで盛り上がっていなかった日本のフェザー級戦線では最近は役者が揃ってきたので、その役者の一員の中に僕も入り込みたいと思います。僕はシュートボクシングのチャンピオンですけど、今、フェザー級トップ戦線の中に自分の名前が出てこないので『俺のことを忘れるな!』という気持ちはあります」 ――2月25日のKNOCK OUTで川上叶選手と対戦することが決定した龍聖選手は記者会見で「僕は川上選手の方が(山田よりも)強いのかなと思います。(山田が)チャンピオンですけど、話題にもなっていないし、あまり興味がないです」と発言してました。 「会見の映像を見ました。あの発言を聞いてかなりムカついて、今回の試合に向けても火が付きました。川上選手の強さをもちろん知っているので、もし龍聖選手が川上選手を圧倒して倒すようなことがあれば、龍聖選手ともちろんやりたいですし、もし川上選手が完封して勝つようならそんな龍聖選手には興味ないですね。フェザー級トップ戦線には、龍聖選手のほか、K-1の軍司泰斗選手、RISE・門口佳佑選手がいますが、僕の中では門口選手が一番強いと思っていて、戦績でも僕は門口選手に負けています。ランキングを付けたら僕が門口選手の2番目に僕がいて、次に門口選手とやれば勝つのは間違いないのでフェザー級最強は僕です!」 ――2024年の目標をお願いします。 「2024年はもちろん全試合全勝全KOします。あと、日本の選手とやってファンのみんなが『山田彪太朗、強いな!』と思ってくれる年にしたいです」 ――虎矢太選手は13戦13勝(9KO)と無敗をキープしているのでそこも意識してますか? 「虎矢太は一番負けたくない相手なので(笑)、虎矢太とお互いに切磋琢磨して山田ツインズで盛り上げて山田ツインズの年にしたいと思います」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント