2024年2月17日(日本時間18日)米国カリフォルニア州アナハイムのホンダ・センターにて開催の『UFC 298: Volkanovski vs. Topuria』に、日本の中村倫也と木下憂朔の出場が発表された(※追記・木下は欠場に)。
▼バンタム級 5分3R中村倫也(日本)8勝0敗(UFC2勝0敗)ブレイディ・ヒースタンド(米国)7勝2敗(UFC2勝1敗)
2023年8月の前戦でUFC本戦デビュー勝利した中村。
レスリングでU-23世界選手権61kg優勝などの実績を掲げ、プロMMAデビューから8戦全勝、6試合でフィニッシュ(5KO・1一本)をマークしている。2022年の『ROAD TO UFC シーズン1』バンタム級決勝戦で風間敏臣に勝利し、UFC契約を獲得。2023年8月のシンガポール大会でファーニー・ガルシアに判定勝ちして以来、半年ぶりの試合となる。
対するヒースタンドは18歳でプロMMAファイターになり、ブラジリアン柔術茶帯でギロチン、リアネイキドチョークでの一本勝ちが2つ。3KO・TKOを記録する。
2021年の『TUF29』決勝でリッキー・トゥルシオスにスプリット判定負けで準優勝。2022年11月のUFCでファーニー・ガルシアと対戦し、粘り強いテイクダウンを仕掛けて判定勝ち。
2023年4月の前戦ではジャダンバ・ナラントンガラグの弟子バットゲレル・ダナーの猛攻を凌いで、3Rにダナーの右をかい潜ってダブルレッグテイクダウン。パウンドアウトで2連勝を決めている。24歳。
オーソドックス構えからスイッチしての左の蹴り、下がりながらの打撃もダナーに効かせており、後半でも強い気持ちで打撃を振って組んでくるヒースタンドは、28歳の中村にとってタフな相手になりそうだ。
中村は、UFC3連勝を飾ることが出来るか。同大会では、同じバンタム級で、UFC9連勝中のメラブ・ドバリシビリと元フライ&バンタム級王者ヘンリー・セフードの一戦も組まれており、豪華なレスラーたちの競演となる。
▼ウェルター級 5分3Rダニー・バーロウ(米国)7勝0敗(UFC0勝0敗)※DWCS7出身木下憂朔(日本)6勝3敗(UFC0勝2敗)
また、既報通り、米国キルクリフFCでトレーニング中の木下憂朔と、DWCS7出身のダニー・バーロウのウェルター級戦も発表済みだ。