大晦日のラストマッチへ向けて順調に仕上がっている様子の山本美憂(C)RIZIN FF
2023年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.45』にて、RIZIN女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3RでRIZIN女子スーパーアトム級王者・伊澤星花(Roys GYM)と引退試合を行う山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)。
日本女子レスリング黎明期に軽量級の女王として君臨し、42歳にしてMMA転向後はRENAと2度対戦するなど女子格闘技の人気を押し上げる活躍を見せてきた。2018年から2019年にかけて4連勝をマークも、2020年大みそかの浜崎朱加戦以降、RENA、大島沙緒里を相手に3連敗中で、49歳でMMA最後の試合に臨む。
【写真】山本美憂が自身のInstagramにて公開したキレッキレボディ(C)山本美憂
その山本が自身のInstagramにて、鍛え上げられたキレッキレな筋肉ボディを披露した。グアムの真っ青な空、真っ青な海をバックに青い水着を着た山本はロングショットでも分かるほど腕、腹筋、脚の筋肉のカットが鋭く深い。MMA最後の試合へ向けて順調に仕上がっているようだ。
11月24日に行われた記者会見では「現在はグアムでやっています。昨日、日本に来て明日帰るんですけれど、試合ギリギリまでは(グアムで練習する)。飛行時間も3時間くらいで時差もないので。しかも暑いからギリギリまでいた方が減量もラクかなと思って。上手く調整もトレーニングも出来ています」と、直前までグアムで調整するとしていた。
「私の場合、決していい戦績ではないので、自分がどれだけ皆さんにいい試合を見せられるかってところだと思うので。でも最後はちゃんと勝って引退したいと思います」と記者会見で語っていた山本が、引退試合にして最強の相手に挑む。結果は分からないが、49歳の挑戦は多くの女性に勇気や感動を与えることになるだろう。