2023年12月16日(土)東京・両国国技館『RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の前日計量&記者会見が、15日(金)都内にて13:00より行われた。
第12試合のシュートボクシング提供試合「RISE×GLORY」対抗戦、-72kg契約3分3R延長1Rで対戦する海人(TEAM F.O.D)は71.4kg、ジェームズ・コンデ(フランス/SBC sarcelles)は72.0kgでそれぞれ計量をパス。
ISKA欧州王者で10勝(5KO)無敗のサウスポーであるコンデは「いつもと変わらずベストを尽くす。GLORYで培ってきたことを皆様にお見せできると思います」と静かな口調でコメント。
11月14日に再起戦を行ったばかりの海人は「急遽対戦相手が変更になりましたが、誰が相手でも自分がやりたいのは今回の相手でも前の相手でもない。自分が戦いたいのはベスタティ選手(GLORY世界ライト級王者)だけです。圧倒的に勝って自分がやりたい相手とやって勝てるようにしたいので、しっかり圧勝して倒すところを皆さんにお見せしたいです」と、ベスタティとの再戦につなげたいと意気込む。
どんなところに注目して欲しいかとの質問に、コンデは「日本人の観客の皆さんには、自分のキックがとても特別なものであることをお見せしたい。これまでの努力を見せるつもりです」と、得意の左ローキックを見て欲しいとする。
対する海人は「GLORYの王者に負けているので偉そうなことは言えませんが、自分の相手に相応しいのはベスタティ選手だけやと思っています。GLORYのどんな選手でもベスタティ選手以外は相手にならない。そういうところを明日は見せたい」と、ベスタティ以外は眼中にないと言わんばかり。
これにホンデは「今回直前で変更になったとはいえ、私との対戦の方が彼にとってよりつらく、大変なものになることが明日分かると思います。海人はとても素晴らしい選手で経歴も拝見して強い選手だと認識しています。ただ、自分の試合を見て楽しんでいただければと思います」と、自分を甘く見ない方がいいと答えた。