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【UFC】 平良達郎が日本人最多UFC5連勝に並ぶ! ソン・ヤドンがグティエレスに完勝。ラウントリーJrがスミスTKOでUFC5連勝、緊急参戦エリオットがバンタム級でス・ムダルジに一本勝ち、ムニスが判定勝ちでジョンヨン5連勝ならず、ケナンは判定負け、RTU2022優勝ヒョンソンがTKO勝ち

2023/12/10 09:12
 2023年12月9日(日本時間10日)、米国ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Song vs. Gutierrez』が開催された。プレリミナリーでは、UFC5連勝を目指す平良達郎(THEパラエストラ沖縄)が登場(※平良インタビュー)。全試合が『UFC FIGHT PASS』ならびに『U-NEXT』にてライブ配信された。 ▼フライ級 5分3R〇平良達郎(日本)MMA15勝0敗(UFC5勝0敗)125.5lbs/56.93kg[2R 0分55秒 TKO] ※右ストレート→パウンド×カルロス・ヘルナンデス(米国)MMA9勝3敗(UFC2勝2敗)元HFC王者 125lbs/56.70kg  米国コロラドのエレベーションファイトチームで、UFC世界バンタム級4位のコーリー・サンドヘイゲンらと4週間のファイトキャンプを行ってきた平良。  現在、MMA14戦14勝の無敗でUFC4連勝中の23歳。2018年8月に修斗でプロデビューし、2021年7月に福田龍彌を1R 三角絞めで下し修斗世界フライ級王者になると、2022年5月にUFCデビュー。  オクタゴン初戦でカルロス・カンデラリオに判定勝ちすると、10月の2戦目ではC.J.ベルガラに2R腕十字で一本勝ち。2023年2月にはヘスス・アギラーに1R 腕ひしぎ三角固めで勝利。2023年6月に対戦予定だったクレイドソン・ホドリゲスが体重超過したため、試合を行わず、2週間後の7月8日の『UFC 290』でエドガー・チャイレスと対戦。判定勝ちでUFC4連勝をマークしている。  対するヘルナンデスは、キックボクシングのパンアメリカン準優勝、TBAムエタイ王者で、アマチュアMMAで現UFCのチャールズ・ジョンソンに判定勝ち、ジョゼ・ジョンソンにリアネイキドチョークで一本勝ちの戦績も持つ。2014年のIMMAF世界王者に輝くと、2017年1月の「Titan FC 43」でプロデビュー。  ロンドン五輪キューバ代表で現ONEのグスタボ・バラートに判定負けスタートも、その後、2020年にHFCフライ級王座につくなど6連勝で2021年コンテンダーシリーズに出場。ダニエル・バレズを相手にスプリット判定勝ちでUFCとの契約を獲得した。  UFCでは初戦で元LFA王者のビクトル・アルタミラノを相手にコンテンダーシリーズ同様に1Rを奪われたが、競り合いで動きが落ちず、終盤盛り返してのスプリット判定勝ち。  2戦目はRIZINで60kg契約で元谷友貴にスプリット判定で敗れたアラン・ナシメントと対戦。1Rに右前蹴りを効かされ、左右ラッシュからのシングルレッグで手を着いた際にバックを奪われ、引き込んだナシメントにケージを蹴って背負って立ったが、スタンドのままリアネイキドチョークを極められ一本負け。連勝が「8」でストップした。  2023年6月の前戦は、ローカル14勝すべてがフィニッシュ勝利というウクライナのデニス・ボンダーと対戦。3Rに投げた際のヘッドバッドによりボンダーが失神、テクニカル判定で30-27×2、29-28の3-0で打撃の手数で勝ったヘルナンデスが勝利している。30歳。  計量前の会見で平良は、UFC APEXでの調整を「環境も設備もすごいので、何も不自由なくエブリシングイズグッドです」と語り、これまでUFC4連勝、そして日本人最多の5連勝に並ぶ試合に向けて「しっかり自分の試合にすることが大切だと感じた。サブミッション、僕のBJJスキルを見せられていると思うので、ここからはランキングの選手じゃないと話にならないと思うので、この戦いはそれ(自分がランカーに相応しいことを)を証明する戦いになると思っています」と意気込みを語っている。  また、対戦相手のヘルナンデスについては、「ボクシングテクニックがある技術的な選手」とし、試合展開を「サブミッションを一番に見せたいですし、自分自身が試合をしっかり楽しめば自ずとフィニッシュできると思うので、いろんな形のフィニッシュを考えています」と楽しみたいとした。  最後に「これを勝つのと負けるのとでは、楽しいクリスマスを送れるか・送れないかに関わる重要な問題なので絶対に勝ちたいです」と笑顔を見せた平良。果たして今回も「アイムハッピー、サンキュー」の言葉で年内最後の試合を締めくくることが出来るか。  松根良太代表と岡田遼、旭那拳がセコンドの平良。  1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るヘルナンデス。左回りの平良は、右前蹴りで滑って下に。足をからめレッスルアップから立ち上がった平良だが、左差しで押し込むのはヘルナンデス。  右差しにするヘルナンデスに金網背に左で小手に巻く平良。ヘルナンデスの崩しにトップを奪うと、左で枕にパスガード。片足をからめるヘルナンデスに左肩でアゴを押してパスを狙う。  右で脇差す平良はマウント。背中を見せかけるヘルナンデスにバック狙う平良だが、半身から背中を見せないヘルナンデス。うつ伏せでは平良の両手を抱える。  4の字に組んだ平良はマウントからパウンド! 左のパウンド、リアネイキドチョーク狙いも片足を戻すヘルナンデスに上から右の強いパウンドを当てる。  2R、左インロー、右ストレート、右カーフの平良。さらに右ストレート! さらに右から左フックで後方にダウンしたヘルナンデスに平良はパウンド!片足を手繰ろうとする ヘルナンデスにサイドバックから鉄槌・パウンド連打するとレフェリーが間に入った。  2R 0分55秒、TKO勝利。試合後、マットに跪いて両手を合わせた平良。  これで水垣偉弥氏に並ぶ、日本人最多のUFC5連勝をマーク。  試合後、ケージの中でポールフェルダーのインタビューを受けた平良は、「柔術のスキルとかを……アイム・ハッピー、サンキュー! ずっとランキングの選手とやりたいと思っていて、次こそランキングの選手を探して誰でもいいのでやりたいです。『Where is Mokaev !?』」と同じく無敗(11戦11勝)の23歳でUFC5連勝中のムハンマド・モカエフを指名。  今後について「2月か3月に試合をしたいです。皆さん応援、ありがとうございます! 勝ったよ!」と語った。  試合後、モカエフもSNSで「もし(アレックス)ペレスがダメになったら、平良よ、代わりに出られるように準備しておけよ。ランキングが下の相手とやりたがらない他のトップ10ファイターと違って俺はチャンスをやるぜ、受けてくれよ」と返答している。 [nextpage] UFC Fight Night: Song vs. Gutierrez 速報 現地時間2023年12月9日(土)、日本時間2023年12月10日(日)米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX ▼バンタム級 5分5R〇ソン・ヤドン(中国)21勝7敗(UFC10勝2敗)136lbs/61.69kg[判定3-0] ※50-44、50-45×2×クリス・グティエレス(米国)20勝6敗(UFC8勝3敗)136lbs/61.69kg  当初、上海で開催予定だった今大会。ラスベガス・UFC APEXでの開催に変更されたメインイベントでは、中国大会でもメインを張る予定だったバンタム級7位のソン・ヤドンと、15位のクリス・グティエレスが対戦する。  4月大会でリッキー・シモンの組みを凌ぎ、最終5Rに左フックを当ててパウンドアウトしたヤドンは、MMA20勝7敗(UFC9勝2敗)。ユライア・フェイバーのチーム・アルファメールや日本でも練習を積むなど、貪欲にオープンに進化を遂げている。  対するグティエレスは、MMA20勝5敗(UFC8勝2敗1分)。2020年8月にコーディ・ダーデンと引き分けて以降、UFC4連勝。2023年4月にペドロ・ムニョスに判定負けも10月の前戦でアラテン・ヘイリに判定勝ち。カーフキックの使い手で9つのKO・TKO勝ちを誇る。再び連勝街道に乗るのはソンかグティエレスか。  試合前のレフェリーの説明時に、中央で右手をグティエレスの肩に置いたヤドン。  1R、ともにオーソドックス構え。右ローを突くヤドン。グティエレスは後ろ蹴りを見せる。ヤドンも右バックフィストを空振り。  ヤドンは右オーバーハンドで詰めると左右の下段蹴り。グティエレスは半身に構えて右前足で関節蹴りを突く。  右横蹴りのグティエレスにワンツーで詰めるヤドン。右カーフを当てる。左から右で入るグティエレス。ヤドンは右カーフ! さらに右ローから右ハイ。ブロッキングのグティエレスは左の蹴りを返す。  2R、右インロー、右ミドルを突くヤドン。グティエレスは右前蹴りをヤドンのアゴに届かせる! さらに前蹴り。ジャブ代わりの右の蹴りに、ヤドンは一気に左右で詰めに行く。  右関節蹴りをこつこつ突くグティエレス。さらに右カーフ! そこにヤドンはバックフィストを狙う。右カーフを打つヤドン。グティエレスの指がアイポークとなり中断。再開。  右カーフ、左ミドルのグティエレス。ヤドンも左前蹴り。シングルレッグで一気に金網まで詰めてテイクダウン! 背中を着かせるとフルガードのグティエレスは右手でオーバーフック。左手で右手を後ろに送り三角絞め狙い。  しかし、ハーブ・ディーンレフェリーがグティエレスのケージ掴みに注意。ブレーク後、トップから再開したヤドンはパウンドを落とす。  3R、組みを混ぜて前に出るヤドン。前手がグティエレスの目に入りアイポークに。中断。ドクターチェック。再開。右の前蹴りを上下に突くグティエレス。ヤドンは左前手フックで前に。互いに後ろ廻し蹴りを見せる。  右の蹴りをジャブ代わりに3連打で上下に突くグティエレス。ヤドンは圧力をかけて右カーフを返し、左ハイ。ブロッキングするグティエレスのシングルレッグに、高速スプロールで切る、詰めてのパンチ勝負、右アツパー、左フック! 三日月蹴り。  グティエレスは左ハイ。ブロッキングしたヤドンは2発目の蹴りを掴んで軸足を払ってテイクダウンしてホーン。  4R、右の打点の高い前蹴りを顔に当てるグティエレス! ヤドンは左で詰めて前に。さらに右ストレートでダウンを奪うと下のグティエレスはフルガード。背中を着かせたヤドンはグティエレスの腕十字をかわして足をさばこうとするが、ガードの中央に戻り、上から細かいパウンド。左手はオーバーフックされているヤドンは右手で外からパウンド! 下のままのグティエレスは立ち上がるそぶりは見せず。右目を腫らす。  5R、右オーバーハンドのヤドンをかわしたグティエレスはイマナリロール狙い。それを潰して上を取ったヤドンに、オーバーフックしたグティエレス。クローズドガードにするとヤドンは胸に頭をつけて外側からパウンド。左足を外に出したヤドンに、両足を戻したグティエレスだが下のまま。ケージを蹴って腕十字を狙うが、そこはセットさせないヤドンは笑みを浮かべながらパウンド。左足を手繰ろうとするグティエレスを潰して、左足を抜いて中腰からパウンドでホーン。  判定3-0(50-44、50-45×2)で、距離を取って戦うグティエレスに間合いを潰してテイクダウンも混ぜたヤドンが勝利。チームアルファメールのユライア・フェイバーとハグをかわした。試合後ヤドンは「中国で戦いたい。みんな戦ってくれない。ヤンと? ボクシングでも何でもやってやる」と語った。 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇カリル・ラウントリー・ジュニア(米国)13勝5敗(UFC9勝5敗)※UFC5連勝 204lbs/92.53kg[3R 0分56秒 TKO] ※右アッパー→左ストレート×アンソニー・スミス(米国)37勝19敗(UFC12勝9敗)205.5lbs/93.21kg  1R、オーソのスミスに、サウスポー構えのラウントリー。先に中央を取るスミスに、ラウントリーは左にサークリング。それを右ミドルハイで止めるスミス。左インローのラウントリー。スミスの左フックをかわして右で差して押し込み。小手に巻き、金網背にスミスは右ヒザ突き放す。  右ジャブを突くラウントリー。スミスは右三日月蹴り。さらに左ロー。ラウントリーは鋭いジャブ・ストレートを真っすぐに突き、左三日月蹴りも。  左目を赤くしたスミスは右ストレート、押し戻したラウントリーは左ミドル! さらに左ストレートをダブル。スミスの右ストレートの打ち終わりにワンツーの左! スミスが下がりホーン。  2R、左ミドルを突くラウントリー。スミスはガードを固めて右ストレートを突て前に出るが、ラウントリーは右前手をヒット! 動きが止まったスミスだが、ラッシュには慎重なラウントリーに徐々に回復させて前に。  そこに左ストレートを合わせに行くラウントリーは左のミドルハイも。ガードするスミスは右をねじ込むと、ラウントリーの打ち返しをかわしてジャブを突く。  3R、左ミドルを突くラウントリー。右アッパーを効かせて、スミスの右ローに合わせて左ストレート! 片足立ちのときにもらったスミスは足が泳いでダウン! そこに拳を振り上げながら近づくラウントリーはパウンドをせずに、レフェリーが間に入るのを待った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇ナスラット・ハクパラスト(モロッコ)16勝5敗(UFC8勝4敗)156lbs/70.76kg[1R 1分44秒 TKO] ※左オーバーハンド→左アッパー連打×ジェイミー・ムラーキー(豪州)17勝7敗(UFC5勝5敗)156lbs/70.76kg  1R、サウスポー構えのハクパラストが左ミドル、ストレートを上下に散らし、オーソのムラーキーに左オーバーハンドをヒット!  ダウンしたムラーキーの中腰での立ち上がりにハクパラストが左アッパーを20連打、最後は左から右フックで再びダウンさせ、レフェリーがようやく間に入った。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇ティム・エリオット(米国)20勝13敗(UFC9勝11敗)136lbs/61.69kg[1R 4分02秒 肩固め]×ス・ムダルジ(中国)16勝6敗(UFC3勝3敗)136lbs/61.69kg  アラン・ナシメント欠場の代役エリオットが緊急参戦のためバンタム級戦。フライ級11位のエリオット、12位のスムダルジ。  1R、エリオットは前転して前に。サウスポー構えのムダルジの打撃に酔拳のように誘う。エリオットの蹴り終わりに冷静に右ローを突くムダルジ。さらに左ミドルもその蹴り足を掴んだエリオットだが、ムダルジも足を抜く。  右ボディを当てるムダルジをローシングルで詰めるエリオットは肩口まで持ち上げてから金網まで押し込み、右ヒジを打ち込んでから右足を手前に引き出してテイクダウン! ハーフガードのムダルジをエビ固めで固めてヒジ。ムダルジが左でパウンドした際に脇が空き、そこに頭を突っ込んだエリオットがムダルジを失神させた! [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇アンドレ・ムニス(ブラジル)24勝6敗(UFC6勝2敗)186lbs/84.37kg[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×パク・ジョンヨン(韓国)17勝6敗(UFC7勝3敗)185.5lbs/84.14kg  1R、オーソのジョンヨンにサウスポー構えのムニスは左ミドルを打ち込む。前手の探り合いからムニスは右の蹴り、そしてダブルレッグで金網まで詰めてテイクダウン。  金網際で立つジョンヨンの送り手でコントロールしてボディロックで崩す。その都度立ち上がるジョンヨンをコントロール。バックマウントを奪うが、リバーサルしたジョンヨンがマウントに! ヒジを落としてホーン。  2R、サウスポーからワンツーの長い左を突くムニスに、近づいて打撃のジョンヨン。ダブルレッグテイクダウンのムニスにスイッチ狙うジョンヨン。しかし最後に上を取るのはムニス。バックからパウンドを入れつつコントロール。横に落とそうとするジョンヨンだが、外してついていくムニスがバックマウントに。立つジョンヨンの正対際を再三ボディロックで崩していく。  3R、シングルレッグで金網に詰めて、ダブルレッグテイクダウンはムニス。マット中央にジョンヨンを崩すと4の字ロック。外して正対してシングルレッグで立ち上がるジョンヨン! 右を当てて前に出ると、ムニスのタックルを潰して上に!  金網に詰めてインサイドガードに入ってヒジを突くジョンヨン。ムニスは下からヒジも単発。ジョンヨンはパウンドラッシュもホーン。先にムニスが立ち上がり、ジョンヨンはマットに大の字になった。  判定は2-1(29-28×2, 28-29)でムニスが勝利。コールに両者ともにヒザをマットに着くタフファイトだった。 [nextpage] 【プレリム】 ▼ウェルター級 5分3R〇ケビン・ジュセ(フランス)10勝2敗(UFC2勝0敗)170.5lbs/77.34kg[判定3-0] ※30-27×3×ソン・ケナン(中国)20勝8敗(UFC5勝4敗)170.5lbs/77.34kg  1R、ともにオーソドックス構え。左サイドキックから入るケナン。ジュセは左インロー。ケナンもインローを返す。  左フックをガード上に当てるジュセ。左横蹴りを突くケナンに、ジュセも左ミドルを返す。右から左を突くケナンに、左右ローを当てるジュセ。左ジャブ&右ローも。  右カーフのケナン。ジュセも前足にロー。さらに右カーフを当てる。ケナンも右カーフ、右オーバーハンドで前進も左を返すジュセ長いジャブを当てる。  2R、左右の蹴りを前足に突くジュセ。左ジャブでケナンのアゴを上げさせる。ケナンは右ストレートの飛び込み! しかし単発。左ミドルハイも打ち込むと、ジュセは首相撲ヒザ。クリンチアッパーを突き上げる。  左右を外から突くケナン。ブロッキングのジュセは残り1分でニータップ。バランスを崩しながらも崩れず立つケナン。ジュセは右カーフ!  3R、右カーフを効かせるジュセ。ケナンは左ジャブもジュセは首相撲でもヒザを突く。打って離れるジュセ。右の飛び込みは当たるケナンだが、近い距離ではアッパーを被弾。さらにジュセの右カーフに、ケナンはサウスポー構えもみせるケナンが組みも受け止めたジュセが投げて立つケナンに左右をまとめつホーン。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇パク・ヒョンソン(韓国)9勝0敗(UFC2勝0敗)126lbs/57.15kg[2R 3分59秒 TKO]×シャノン・ロス(豪州)12勝9敗(UFC0勝3敗)126lbs/57.15kg  2022年『ROAD TO UFC』フライ級優勝のヒョンソン。立ち技ベースで2014年2月の『Krush.38』では卜部弘嵩に判定負けも、MMAでは、韓国Double Gでフライ級王座戴冠。RTUでは重決勝でRIZINで活躍するトップノイにRNCで一本勝ち、決勝のチェ・ソングクとの韓国対決もRNCで制して8戦全勝。デビュー戦以外はすべてフィニッシュ勝利のしている。8歳。  13勝8敗のロスはUAE Warriors 14から2022年のコンテンダーシリーズで2R KO負けも、UFCとの契約を獲得。2023年2月にクレジソン・ホドリゲスに2R TKO負け、7月にヘスス・アギラーに17秒、右オーバーハンドで敗れている。  1R、ともにオーソドックス構え。右ローを突くヒョンソン。そこにアグレッシブに左右を突くロス。左フックのロスに右を当てるヒョンソン! ロスの蹴り足を掴んで右を打ち込む。  右カーフを当てるロスに、左右を返すヒョンソン。ロスは右スーパーマンパンチ。しかしヒョンソンは左! バランスを崩したロスにハーフバックからヒジ。さらに4の字ロックでパウンド、リアネイキドチョーク狙い。  2R、左ストレートを当てて組んだヒョンソンは金網に詰めて首相撲ヒザ。サウスポー構えになったロスはワンツーもさばくヒョンソンはオーソに戻したロスに右カーフ。左インローのロス。さらに左ボディストレート。圧力をかけるヒョンソンは左三日月蹴りを効かせると左ボディ! 下がったロスに追加の左ボディ、左ヒザを突き刺してダウンを奪うと、パウンドアウトした。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇スティーブ・ガルシア(米国)15勝5敗(UFC4勝2敗)UFC3連勝3KO 155lbs/70.31kg[2R 1分01秒 TKO] ※マウントヒジ×メルキザエル・コスタ(ブラジル)20勝7敗(UFC1勝2敗)155.5lbs/70.53kg  1R、ガルシアのワンツーをかい潜ってボディロックからバックテイク、足をかけようとするコスタ。左足をかけて背後からヒザ。持ち上げて両手を着かせてガルシアの背中に乗ろうとするが、両足はかけさせないガルシアが正対してヒジを両者振ったところでホーン。  2R、右を当てたガルシアがコスタのシングルレッグを後方に回して切り返して立ち上がると、強いパウンド! マウントからパームトゥパームでリアネイキドチョーク。絞めを解いてパウンド、ヒジ打ちに切り替え連打すると、レフェリーが間に入った。  大出血のコスタは、身体を起してレフェリーに本能でシングルレッグを仕掛けるも、レフェリーも腰を落として下にならないようにスイッチ用に腕を差し入れて、コスタに試合が終わっていることを告げた。 [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3R〇ルアナ・サントス(ブラジル)7勝1敗(UFC2勝0敗)139lbs/63.05kg ※体重超過[判定3-0] ※29-28×2, 30-27×ステファニー・エッガー(スイス)8勝5敗(UFC3勝4敗)135lbs/61.24kg※サントスが規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のエッガーに報奨金の20%を支払う [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇平良達郎(日本)MMA14勝0敗(UFC5勝0敗)125.5lbs/56.93kg[2R 0分55秒 TKO] ※右ストレート→パウンド×カルロス・ヘルナンデス(米国)MMA9勝3敗(UFC2勝2敗)元HFC王者 125lbs/56.70kg  松根良太代表と岡田遼、旭那拳がセコンドの平良。  1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るヘルナンデス。左回りの平良は、右前蹴りで滑って下に。足をからめレッスルアップから立ち上がった平良だが、左差しで押し込むのはヘルナンデス。  右差しにするヘルナンデスに金網背に左で小手に巻く平良。ヘルナンデスの崩しにトップを奪うと、左で枕にパスガード。片足をからめるヘルナンデスに左肩でアゴを押してパスを狙う。  右で脇差す平良はマウント。背中を見せかけるヘルナンデスにバック狙う平良だが、半身から背中を見せないヘルナンデス。うつ伏せでは平良の両手を抱える。  4の字に組んだ平良はマウントからパウンド! 左のパウンド、リアネイキドチョーク狙いも片足を戻すヘルナンデスに上から右の強いパウンドを当てる。  2R、左インロー、右ストレート、右カーフの平良。さらに右ストレート! さらに右から左フックで後方にダウンしたヘルナンデスに平良はパウンド! シングルレッグで足に組みつくヘルナンデスにサイドバックから鉄槌・パウンド連打するとレフェリーが間に入った。  2R 0分55秒、TKO勝利。試合後、マットに跪いて両手を合わせた平良。  これで水垣偉弥氏に並ぶ、日本人最多のUFC5連勝をマーク。  試合後、ケージの中でポールフェルダーのインタビューを受けた平良は、「柔術のスキルとかを見せ……アイム・ハッピー、サンキュー! アイム・ハッピー。ずっとランキングの選手とやりたいと思っていて、次こそランキングの選手を探して誰でもいいのでやりたいです。『Where is Mokaev!』」と同じく無敗でUFC5連勝中のムハンマド・モカエフを指名。  今後について「2月か3月に試合をしたいです。皆さん応援、ありがとうございます! 勝ったよ!」と語った。  試合後、モカエフもSNSで「もし(アレックス)ペレスがダメになったら、平良よ、代わりに出られるように準備しておけよ。ランキングが下の相手とやりたがらない他のトップ10ファイターと違って俺はチャンスをやるぜ、受けてくれよ」と返答している。 [nextpage] ▼女子ストロー級 5分3R〇タリタ・アレンカー(ブラジル)5勝0敗(UFC1勝0敗)IBJJF世界ノーギ選手権優勝3回 116lbs/52.62kg[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×ハヤネ・アマンダ(ブラジル)14勝7敗(UFC0勝1敗)115lbs/52.16kg  1R、ともに柔術黒帯対決。オーソドックス構え。先にシングルレッグはアレンカー。突き放すアマンダ。右オーバーハンドはアマンダ。押し返すアレンカーに、アマンダは左右を回転速く打ち返す。  左ミドルハイのアレンカー。ブロックするアマンダはアレンカーのローに右を狙う。アレンカーはシングルレッグから四つも離れ際にヒジのアマンダ。アレンカーもヒザ。右ミドルを当てるアレンカー。その蹴り足を掴んで右を打つアマンダ。  アレンカーの右の打ち終わりに右を当てるアマンダ。右のダブル、オーバーハンドで前に出る。ここまでグラウンドにはならず。  アレンカーは右を振ってシングルレッグも、それを切ったアマンダが左右フック、跳びヒザでホーン。  2R、アレンカーが左ハイで滑るもグラウンドに行かないアマンダ。右ローを打つが互いに手数が減る。ワンツーの右を伸ばすアマンダ。右で差して組むアレンカー。左小手に巻くアマンダに、小外がけテイクダウンはアレンカー! ハーフからキムラ狙い。その腕を両足で挟んで防ぐアマンダはガードを戻すと、いったん離れてからヒジを打ち込むアレンカー。足をさばきながらパウンドを打ち込む。  3R、先に中央を取るアレンカー。ワンツーにアマンダは左を打ち返す。右オーバーハンドから足を取りに行くアレンカー。切るアマンダだが、カウンター狙い。自身の右オーバーハンドで軸がぶれるアマンダにアレンカーはシングルレッグも切るアマンダ。左ハイから右ストレートも回ってかわすアマンダは右カーフ。大きな右オーバーハンドはかわされる。  ワンツーで詰めるアレンカー。かわすアマンダは大きな右を肩口に当てる。アレンカーも左右で金網に詰めてブザー。ホーンに両者が手を挙げる。  判定2-1(29-28×2, 28-29)でアレンカーがUFC初戦をモノにした。
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