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【UFC】ソン・ヤドン「トップ5で相手を見つけるのはとても難しかった」、ス・ムダルジ「ナシメントの欠場は冗談かと」、ジョンヨン「ダンスではなく試合を見てほしい」

2023/12/07 21:12
【UFC】ソン・ヤドン「トップ5で相手を見つけるのはとても難しかった」、ス・ムダルジ「ナシメントの欠場は冗談かと」、ジョンヨン「ダンスではなく試合を見てほしい」

(C)Zuffa LLC/UFC

 2023年12月9日(日本時間10日午前9時30分~)に米国ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Song vs. Gutierrez』(U-NEXT配信)が開催される。

 プレリミナリー・カードに出場し、UFC5連勝を目指す平良達郎(THEパラエストラ沖縄)のインタビューに続いて、メインカードに出場する中国のソン・ヤドン、ス・ムダルジ、韓国のパク・ジョンヨンの会見コメントを紹介したい。

 当初、上海で開催予定だった今大会。ラスベガス・UFC APEXでの開催に変更されたメインイベントでは、中国大会でもメインを張る予定だったバンタム級7位のソン・ヤドンと、15位のクリス・グティエレスが対戦する。

 4月大会でリッキー・シモンの組みを凌ぎ、最終5Rに左フックを当ててパウンドアウトしたヤドンは、MMA20勝7敗(UFC9勝2敗)。ユライア・フェイバーのチーム・アルファメールや日本でも練習を積むなど、貪欲にオープンに進化を遂げている。

 対するグティエレスは、MMA20勝5敗(UFC8勝2敗1分)。2020年8月にコーディ・ダーデンと引き分けて以降、UFC4連勝。2023年4月にペドロ・ムニョスに判定負けも10月の前戦でアラテン・ヘイリに判定勝ち。カーフキックの使い手で9つのKO・TKO勝ちを誇る。

 そんなグティエレスを相手に、ヤドンは再び連勝街道に乗れるか。

ソン・ヤドン(vs.クリス・グティエレス)
「(オマリーvs.ヴェラは)打撃では間違いなくショーンの方が有利」

「毎回メインイベントになりたい。みんなが注目する。中国は僕のホームだから、本当に中国で戦いたい。中国では4年試合をしていない。家族、友人、UFCファンのみんなに、僕がどれだけ成長したかを見せたいんだ。

 トップ5で対戦相手を見つけるのはとても難しかった。オファーされた名前はたくさんあったけど、実際には試合を受け入れてもらえなかった。この試合を受ける前に(クリス・グティエレスのことは)少し知っていた。確かに彼はストライカーでフットワークがよく、スタンスも自由。でも特別なことは何もない。毎回、すぐにノックアウトすると言っている。

 チト(マルロン・ヴェラ)が(ショーン・オマリーとの)試合(2024年3月9日)に勝って、僕と再戦(2020年5月にヴェラが)することを願っているけど、打撃では間違いなくショーンの方が有利だ。2人の試合は間違いなくスタンドファイトになると思う。

 この試合に勝ってあと2試合、次は5位以内に入ればその試合で勝つし、タイトルを狙うチャンスも与えてくれると思う」

ス・ムダルジ(vs.ティム・エリオット)
「体重を減らす必要がないのが最大の利点」

「ソン・ヤドンと練習していた。練習の途中でエージェントから電話があり、(当初の)対戦相手(アラン・ナシメント)が私との試合を辞退すると言われました。最初は冗談だと思った。紙に書いてあるのを見るまでは信じられなかった。

 ティム・エリオットとのカードが決まって最初に思ったのは、『この男はUFCで多くの経験を積んでいる』ということだ。彼はかなり長い間UFCにいるから、彼のことはよく知っている。

(エリオットが緊急参戦のためフライ級ではなく)試合はバンタム級だけど、体重を減らす必要がないのが最大の利点だ。あと2ポンドしかないから、6日のお昼はご飯を少し食べたんだ。そんな経験は初めてだよ。

 今回の試合は何も考えていない。もちろん、対戦相手もノープランだと思う。彼のスタイルはUFCの中でもかなり独特なので、彼のやることを見て、彼にお返ししたいと思います」

パク・ジョンヨン(vs.アンドレ・ムニス)
「ストリックランドを心から楽しんでいる」

「彼(アンドレ・ムニス)のことはよく考えて、いろいろと検討した。彼は本当に良いグラウンドゲームを持っている。そしてサウスポー構えの彼のリーチ、キックと腕のリーチについては、特に距離のことを考えなければならない。

 私が彼の立場だったら、プレッシャーを感じるだろう。でも私としては、そのプレッシャーを尊重し、自分の心でそれを乗り越えようとする。私の主な目標は、冷静さを保ち、自分のゲームプランをコントロールできるところまで相手を追い込むことだ。

(現UFC世界ミドル級王者の)ショーン・ストリックランドのことを心から楽しんでいるし、愛している。彼は一歩も退かないオールラウンド・ファイターだ。彼は試合を受け、打撃を受け、前進し続ける。でも、いまはショーン・ストリックランドと僕のことは考えていない。

 韓国の多くのファンは僕の試合についてではなく、僕のダンスについて話すんだ。だから、お願いだから僕の試合だけを見てほしい!」

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