(C)サステイン
毎年恒例のプロ修斗最終戦・大阪大会が、2023年12月17日(日)阿倍野区民センター大ホールにて開催される。その第1弾カードが発表された。
今大会も全日本新空手道連盟の協力によりキックボクシングマッチ3試合を含め、現在までに7カードが決定している。
▼バンタム級 5分3R
青柳洸志(修斗GYM神戸)
奇天烈(修斗GYMS直心会)
メインは修斗で最も過酷な階級と呼ばれている“黄金のバンタム級”から世界9位・青柳洸志(修斗GYM神戸)と奇天烈(修斗GYMS直心会)の一戦が決定。
両者は2020年に一度対戦しており、その時は奇天烈が判定で青柳を下している。あれから3年、青柳は世界ランカーとなり立場は逆転。2022年7月に野尻定由に3R TKO負けも、平川智也やエダ塾長こうすけに判定勝ち。2023年6月の前戦では藤川智史に判定勝ちしている。奇天烈へのリベンジを果たし、トップ戦線へ食い込んでいけるか。
一方、奇天烈は青柳に勝利して以来勝ち星に恵まれておらず、2021年12月に野瀬翔平一本負け後、野尻定由、和田教良相手に判定ドロー。今回、青柳を返り討ちにして再浮上の足掛かりにしたいところだ。2023年最終戦を飾るに相応しい熱戦が期待される。
▼バンタム級 5分2R
前川大輔(総合格闘技道場コブラ会)
青井心二(心技舘)
更にバンタム級の前川大輔(総合格闘技道場コブラ会)に関東から“青井兄弟の次男”青井心二(心技舘)が殴り込みを掛ける一戦も決定。
前川は2022年7月に2年ぶりに復帰し、當房桂に1R TKO勝ち。青井は2023年に3試合を行い1勝2敗。4月に伊集龍皇に一本負け後、9月に江口諒に一本勝ち。10月にガッツ天斗に判定負けも勢力的に試合をこなしている。
▼ヘビー級 5分2R
大番高明(パラエストラ広島)
土井 淳(修斗GYM大阪)
2010年5月以来、13年半ぶりに修斗登場となる大番高明(パラエストラ広島)が、昨年度アマチュア修斗全日本ヘビー級王者・土井淳(修斗GYM大阪)とヘビー級で戦う。
IGF、PXC、Angel's Fightingと海外マットに参戦し、近年はラウェイ、ボクシングと立ち技にも挑戦してきた大番。2022年4月の前戦では、カルリ・ギブレインを相手にKO負けでGLADIATOR0ヘビー級王座陥落したが、KOのみならず、サブミッションでの勝利も多いベテランを相手に、ルーキーの土井はどう立ち向かうか。ヘビー級ならではのド迫力ファイトに期待だ。
▼フェザー級 5分2R
久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)
轟轟(総合格闘技道場コブラ会)
またフェザー級では、怒涛の3連勝から2020年2月に青井人にTKO負けも、2023年9月の新潟大会で怪我から復帰し、櫻庭泰裕に判定勝ちした久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)が、MMA2勝1敗1分けの轟轟(総合格闘技道場コブラ会)と対戦するなど、大阪らしいバラエティに富んだ試合が並んだ。