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2023年12月31日(日)『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表記者会見が11月24日、都内にて行われ、会見後の囲み取材で榊原信行CEOが、大晦日の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の参戦について「金原とやらせる気はないですね」と、フェザー級王座防衛戦にはならない可能性を語った。
2023年7月にパトリシオ・ピットブルと70kg契約で対戦し、1R KO勝ち。11月4日のアゼルバイジャン大会でも、ヴガール・ケラモフを下からの蹴り上げで1R KOに下してフェザー級のベルトを巻いた鈴木について、榊原CEOは、「怪我の状況を把握して、今年のRIZINの中で一番スポットライトを浴びた、話題をかっさらっていった選手なので年末には出てきてほしい」とあらためて参戦候補とした。
当初、大晦日では、アゼルバイジャン大会の勝者=王者と、挑戦者によるタイトルマッチが予定されており、クレベル・コイケに判定勝ちした金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が第一コンテンダーとなっていたが、ケラモフ戦で鈴木が右手を負傷。鈴木は大晦日参戦が濃厚も、金原とのタイトルマッチは年明けとなる可能性を榊原CEOは示唆した。
「大晦日に鈴木が、金原選手とタイトルを賭けて戦うタイミングではないかなと思っています。ファンが楽しみにして、万全の状態で年明けでいいんじゃないかなと思っています」と、2024年初頭に鈴木vs.金原のフェザー級タイトルマッチを行いたいとした。
大晦日に鈴木は誰とどんな試合を戦うか。