2023年12月2日(土)大阪・176BOXで開催される皇治プロデュース大会『NARIAGARI vol.3』の対戦カード発表会見が、11月21日(火)都内にて行われた。
会見終了後の囲み取材で、大晦日RIZIN出場について聞かれた皇治は「単刀直入に言うと、女の子と抱き合うか、男の子と抱き合うかというところですよね。凄い悩むところです。でも、俺はファンが大事なのでファンのために、格闘技界のために俺が出来ることがあると思って。猛烈なオファーをいただいているので、それに応えられるように動いています」と、予定通りMMAデビュー戦を大晦日に行う方向性であることを明かした。
SNSで明かした足の怪我については「痛いんよ。RIZINにこんな怪我をしたんですよと写真を送ったら、他人の足だと思ったみたいで。俺がまた冗談を言っていると思ったみたいでバンバン連絡が来るんですよ。試合どうするのって。俺は足を怪我していると、靭帯が2本切れたって言っているのに。でも俺はばり回復力が早くていい感じです。決まったら怪我なんて関係ない。格闘家なんて命懸けて試合をしているんだから怪我なんて当たり前なんですよ。楽しみにしておいてください。大晦日らしいことが出来たらいいなと思っています」と怪我の回復は早く、試合が決まれば怪我は関係ないとする。
しかし、「紅白もありますしね。僕って言うのは格闘家であり、世間を楽しませるのが僕の仕事。もしかしたら紅白って可能性もあるんですよ。ないと思っているんでしょう? でもそういうことをしてきましたからね。あるかもしれない。SASUKEとかもありますよ」と、格闘技以外の仕事をしている可能性もあると笑った。
因縁の相手である芦澤竜誠(フリー)は、一足早く太田忍(パラエストラ柏)との大晦日でのMMAデビュー戦を決めた。そこに焦りはないかと聞かれた皇治は「俺はMMAを真剣にやっていますし、真剣にやっているからこそ分かることもある。挑戦は得意だし、僕も偉大な選手たちに挑戦してきましたけれども、挑戦することがカッコいいという時代は終わりましたよ。太田に芦澤くんが勝てるわけないじゃないですか。立ち技でやったら全然芦澤の方が強いと思いますよ。でもMMAでやるんでしょう?
挑戦することはカッコいいけれども、勝たな意味がない。それは俺が一番悔しい想いをしてきたので、そこは卒業かなと。しっかり勝ちをファンに喜んでもらわないと10何年この世界で必死こいてやってきた意味がないので。僕はそういうのは卒業かな。若い子がやればいいんじゃないですか。MMAはそんな甘い世界じゃないですよ」と、自分は無謀な挑戦をするのではなく、MMAでまず勝利する姿をファンに見せたいと語った。