シュートボクシング
コラム

【シュートボクシング】日本vs.世界、そしてシュートボクシングvs.他団体! 40周年イヤーに向けた全試合メインイベントの豪華オールスター戦

2023/11/12 05:11
 2023年11月14日(火)東京・後楽園ホール『SHOOTBOXING 2023 シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-』。2025年に創立40年を迎えるシュートボクシング。今大会は「Start towards 40th anniversary」の大会サブタイトルの通り、メモリアルイヤーに向けた本格的なスタートと言えるラインナップが揃った。  赤コーナーにはエース・海人を筆頭に、笠原弘希&友希、山田虎矢太&彪太朗、佐藤執斗、坂本優起、MISAKIが登場。8選手中7選手がシュートボクシングの現役王者であり、唯一タイトルを保持していない坂本も王座空位のヘビー級のトップランカーであることを考えれば、まさにシュートボクシングのオールスターが一堂に会する大会だ。  出場メンバーだけでなく対戦カードも全試合がメインイベント、後楽園ホールでは豪華すぎるカードが並んだ。8月にGLORYで王者ティジャニ・ベスタティに敗れた海人は、K-1でも活躍した名門Mike's Gymのマサロ・グランダーとの再起戦に臨み、笠原弘希は元プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者にしてONE Championshipでも活躍するスーパーボール・ティーデ99とOFGマッチで拳を交える。  笠原友希にはマサロと同じMike's Gymのスナイ・ミフターを相手にキャリア初の欧米人選手との対戦が用意され、山田虎矢太&彪太朗は揃ってムエタイの強豪に挑む。言うならばこの5試合は「日本VS世界」をテーマにした対抗戦で、シュートボクシングの精鋭が世界に立ち向かい、シュートボクシングを世界に発信する戦いだ。  そして日本人対決となった3試合も佐藤執斗がRISEスーパーフライ級の翼、坂本優起がRIZINで戦う関根"シュレック"秀樹、MISAKIが開国宣言したK-1からの刺客チャン・リーを迎え撃つ「シュートボクシングVS他団体」の図式となっている。 「日本vs.世界」や「シュートボクシングvs.他団体」など、これだけバラエティ豊かなカードを組めるのはシュートボクシングが"立ち技総合格闘技"として、どんなルールにも対応できる競技としての幅の広さがあるからこそ。今回の出場選手を見ても分かる通り、欧州キック、ムエタイ、MMA、RISE、K-1と異なるルールで戦う選手たちを一つの舞台で集めることができるのもシュートボクシングの真骨頂だ。  今後は海人・笠原兄弟・山田ツインズが他団体の選手と絡み、MISAKI・坂本・佐藤が世界の強豪に立ち向かうこともあるだろう。これからもシュートボクサーにしかできない、魅力的かつ刺激的な試合が次々と実現するはずだ。  この超豪華大会から始まる40周年への道。今のシュートボクシングには2017年からメインイベントを張り続ける海人や笠原兄弟など屋台骨を支える選手がいれば、山田ツインズのように短期間で急成長した選手たちもいる。それぞれの試合での結果はもちろん、ここからは誰がメモリアルイヤーの主役になるのかも大きなテーマになってくる。  団体として、競技として、誰が立ち技ナンバーワンかを決める舞台として、無限の可能性を持ったシュートボクシングの今と未来に注目せよ!
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