女子の日本代表は前回とガラッと入れ替わり世界に挑む
2023年11月17日(金)~19日(日)の3日間にわたって東京体育館にて国際空手道連盟 極真会館主催『第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』が開催される。
4年に一度の全世界選手権、今回は男子166名、女子50名が3日間にわたるトーナメントを行い、世界王座を争う。その記者会見が11月1日(水)都内にて行われ、松井章奎館長、赤石誠日本代表監督、主力選手たちが出席した。
女子は2022年全日本王者・鵜澤菜南(千葉下総支部/20歳)、2020・2021年全日本王者・佐藤七海(東京城西国分寺支部/25歳)、2016年全世界ウェイト制軽量級&2023年全日本体重別重量級王者・本村愛花(東京城東北千住支部/29歳)の3本の大黒柱に、2023年全日本体重別中量級王者・森岡優海(東京城西国分寺支部/17歳)、同軽量級王者・所羽奈(東京城北支部/16歳)、2022全日本体重別軽量級王者・小木戸琉奈(東京城西支部/17歳)の高校生トリオも出場する。
<各選手のコメント>
小城みなみ(千葉北支部)
「世界の舞台で戦うのを嬉しく思います。強い気持ちと持っているものを出して世界の選手と戦って行けるように頑張ります。全日本から技の組み立てや距離感をテーマに練習してきました。海外選手に対して怖気づくことなく粘り強く皆さんの記憶に残る選手になれるように頑張ります」
本村愛花(東京城東北千住支部)
「4年前はベスト8のところで負けて悔しい思いをしました。今回は優勝するために稽古してきました。最年長・ベテランと言われますが、世界を誰よりも経験してきたと思います。小よく大を制すを実現します」
所 羽奈(東京城北支部)
「世界大会は子供の頃からの憧れで嬉しく思います。高校生で初めての世界大会になりますが絶対に最後まで立っていたいと思います。無差別の中では小柄な方なので、軽量級らしいステップを使って一戦一戦勝っていきたいと思います」
森岡優海(東京城西国分寺支部)
「今回世界大会は初めての出場となります。今まで出場していた大会とは雰囲気から全部違うと思いますが雰囲気に流されないように高校生なので若さ溢れるフレッシュな試合をして会場を沸かせたいと思います。
今までの大会では接近戦が多い戦い方で自分も得意としていますが、世界大会では上段への技とか遠い間合いからの攻撃もしっかり打てるように頑張ります」
知念琉花(神奈川横浜北支部)
「恩返しが出来るように結果を残していきたいと思います。前回の大会から組手が少し雑になっていると感じたので、距離感と防御を練習してきました。今大会ではそれを活かせるように全力を尽くしたいと思います」
山﨑乙乃(東京城西世田谷東支部)
「4年前、同じ世田谷東支部の永吉美優選手が優勝したのを見て、優勝の夢が出来ました。世田谷東支部としては二連覇がかかっているので全身全霊で戦いたいと思います。
自分が4年前に夢を見たように、子供たちや見ている選手たちが夢を見て頑張れるような試合が出来ればいいと思っています」
小木戸琉奈(東京城西支部)
「若さを活かして一人でも多くの強豪選手を倒すつもりで頑張ります。自分は攻撃の雑さが目立つので、身長が高いロシア人の選手にも丁寧に強くやっていきたいと思います」
※鵜澤菜南は大学の授業、佐藤七海は仕事のため欠席