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【極真会館】全世界選手権大会へ向けて主力選手たちが意気込み、「日本人同士の決勝戦、そして男女ダブル優勝を目標に頑張っていきたい」(赤石監督)

2023/11/01 19:11
 2023年11月17日(金)~19日(日)の3日間にわたって東京体育館にて国際空手道連盟 極真会館主催『第13回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』が開催される。  その記者会見が11月1日(水)都内にて行われ、松井章奎館長、赤石誠日本代表監督、主力選手たちが出席した。  赤石監督は「2月の三峯参拝から始まり、毎月強化稽古を実施してきました。厳しい内容で精神的にもたくさんあったと思いますが、技術的なことはもちろん精神的なことも日本チームとして団結できたことが一番の収穫だったと思います。全日本王者の西村界人、鵜澤菜南を始め、体重別の王者、それに比肩する選手で日本選手団は構成されています。今までと比べてもかなりいい仕上がりで、最強といっても過言ではないものがあります。  ベテラン勢は責任やプレッシャーなど背負っているものを力に変えて優勝を目指してほしい。また今回は若手の初出場が多数おります。その中でもイキのいい若手がかなりいるので大物食いするのではと期待しています。臆することなく思い切り暴れて自分が優勝するんだという気持ちで戦ってほしい。日本人同士の決勝戦、そして男女ダブル優勝を目標に頑張っていきたい」と語った。 <各選手のコメント> 西村界人 (東京城西支部)「4年前は日本が王座獲得したものの、そこに自分がいなかったことに惜しさが残り、次は自分が獲るという気持ちで稽古に臨んで来ました。最後まで挑戦する気持ちを持ち続けて全身全霊で戦い、最後は自分が頂点に立ちます。男女ダブル優勝向けて全力で戦います。  去年からテーマと課題として来た自分の大きい身体を活かす組手はもちろん、大きい身体だけに依存することなく4年間で技術も磨いてきた確信はありますので、大きな身体を活かしつつ技術面において稽古してきたことを出し、空手本来の一撃必殺で倒すことをテーマにして表現出来ればと思います。テーマは一撃で倒すことです」 佐藤拓海 (東京城南支部)「自分が小さい頃から憧れていた大会に日本代表として出場出来ることを誇りに思っています。倒す組手に憧れて続けてきたので体現出来るように頑張ります。  テーマは倒す組手をすること。2回戦から強豪のロシア人選手と対戦予想されるので自分がロシア人選手に対してしっかり勝って一つでも多くの大物食いが出来るようにということをテーマに稽古してきました」 加賀健弘 (東京城西支部)「4年前に悔しい思いをして優勝だけを見据えてきました。体重差や体格差は関係なく無差別で試合が出来る、そして軽量級の選手が重量級の選手に努力と技術で勝ち上がっていけることが極真の魅力だと思います。見ている人の勇気になれる試合を体現して試合に臨みたい。  技のテーマはタイミング、相手が反応出来ないタイミングで突き・蹴りを繰り出す、そして効かせる。それとステップワーク、相手との距離感、サイドに回ることをテーマにして練習してきました。これから選手として活躍する子供たちがもっと無差別にチャレンジしたい、そういった選手をこれからどんどん出していきたいと思っていますので、そういった勇気を持ってもらえる試合を出来ればと思っています」 谷川蒼哉(総本部)「世界大会初出場になりますが若さと勢いで観客を味方に付けて、小よく大を制して優勝します。小よく大を制する組手を体現して皆さんの記憶に残る試合をしたいと思います」 徳田寛大 (大阪南支部)「4年前に2日目で敗退して悔しい想いをしました。今回は優勝するという気持ちで臨みます。倒せる組手をてしていきます」 石﨑恋之介 (東京城西支部)「選手生活の集大成となります。最後まで諦めることなく全身全霊を尽くして戦いたい。世界大会の中では190㎝が平均である中で、だいぶ身長が小さい部類に入ると思います。身長が小さくても勝ち上がって行けるんだという部分と、外国人選手と比べてフィジカルであったりとか技の威力であったりとかは劣る部分がありますが、そういった部分も気持ちで補って行けるような戦いを見せられればと思います」 大秦零司 (京都支部)「自分は初出場になりますが選ばれた責任を持ち覚悟を持って外国人と戦いたいと想います。世界大会では自分により大きな外国人選手と戦うので、自分よりも大きな選手に勝つことをテーマに戦いたいと思います」 飯塚 翼 (東京城北支部)「初めての出場になりますが自分の中で恐怖心が芽生えていて。怖い相手と戦いますし、自分の中で戦えるのかなってイメージしかない試合ばかりですが、最近の練習でも身体のキレが過去最高に仕上がっているので、会場全体を味方に付けて思いを乗せて、自分が一番華のある試合をしたいと思っています。  全日本大会軽量級・中量級と2階級制覇をしたんですが、大尊敬する鈴木雄三支部長と同じ成績で世界大会に挑めるので、今回のテーマは“マシンガンラッシュ”(鈴木雄三の代名詞)。これで行きたいと思います」 コバレンコ・コンスタンティン(I.K.Oロシア)「世界大会は3回目になります。世界で一番強い選手と戦う時なので最高の空手を見せたいと思います。一生懸命頑張ります」 久保英和(広島支部)「4年前は2日目で敗退する悔しい思いをしたので、今年は全身全霊で全力で戦います。全日本で負けてから自分の強みを確認し、打たれ強さだと思うので、そこを活かしつつ相手に効かせる組手を練習してきました。広島支部から応援に来てくれるので、皆さんに感動を与えられるような試合を出来ればと思います」 岩田大(神奈川横浜港南支部)「今回初めての世界大会ですが、日本代表として恥ずかしくない試合をして一試合一試合全力で戦っていきます。6月の体重別でロシア人選手にパワー負けをしてしまったので、パワーを付けつつ基本力をしっかり付けられるようにやってきました」 大秦稜司 (京都支部)「初出場になりますが8年前の世界大会を見て以来目標としていた夢の舞台です。お世話になった方々、応援してくれる方々のために全身全霊で戦っていきます。  会場には多くの少年部の方々や、京都から道場生が応援に来てくださるので夢や希望を与えられる試合を見せられたらいいなと思っています」 荒田昇毅 (千葉海浜支部)「世界大会は4回目、体重別の世界大会と合わせると6回目になります。日本代表として誇りと魂を持って試合場に上がります。生徒や応援してくれる人たちに恥じぬ戦いをして必ず王座を死守します」 小林健人 (東京城北支部)「今大会は超満員になると聞いています。その中で自分の空手が出来るのが幸せです。6月の体重別大会の時に館長にとても褒めていただいたので、今回も褒めていただけるように頑張ることがテーマです」 山川竜馬 (東京城北支部)「3回目の世界大会ですが掲げている目標は変わりません。全身全霊をもって一番いい動き、試合が出来るように頑張ります。どんな選手でも効かせられる攻撃を出せるようにやっていきます」 岡部慎太郎 (東京城西支部)「初めての世界大会です。4年前は観客席で見ていて不安もありますが、若さと勢いで優勝目指して会場を盛り上げて頑張りたいと思います。  6月の大会で外国人選手と戦ってパワー不足を感じたので、そこから攻撃の強化などを行って外国人選手を効かせて倒せるような練習をしました」
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