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【RIZIN】因縁のクレベル戦が決まった斎藤裕「しっかり決着をつけたい。ここでの勝ち負けが2人の選手人生を分けるような形になると思う」

2023/10/27 12:10
 2023年12月31日(日)『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表記者会見が10月26日、都内にて行われた。  フェザー級で、第三代同級王者のクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が再起戦。初代同級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦する。両者は2021年に対戦機会があったが、クレベルの怪我により実現しなかった。  会見終了後の夜、斎藤はさっそく自身のYouTubeチャンネルを更新。クレベル戦への意気込みを語った。 「一気に年末モードに入って来ますね。対戦相手の顔を見ると緊張感が増しますね」とスイッチが入ったと言い、「お客さんが納得してもらえるような相手だと思いますね。12月31日にやるにあたって自分の中ではいい相手に決まったなと思います。試合まで頑張れそうだなと思いますね」と、いい相手を用意してもらったとする。 「クレベルに関しては2年前に対戦するかもしれないって流れがあった中で、自分的にはここで対戦できなかったらないかなってその時は思っていたんですけれど、お互い試合を続けていく中で、勝ち負けがいろいろある中での巡り合わせが2年後にあってという風になって。2年前のストーリーを知らない方もいると思う」と、もう戦うことはないだろうと思っていたこともあったという。  2021年6月にクレベルは朝倉未来を撃破して当時の王者・斎藤への挑戦権を得た。10月にタイトルマッチが組まれる予定だったがクレベルの怪我でなくなり、代わりに斎藤は初参戦の牛久絢太郎の挑戦を受けて敗れ、タイトルを失った。 「あの時もいろいろあって思うこともたくさんあったんですけれど、今回の試合はそういうのをいったん置いといて、それでいいかなと思いますけれどね。過去にどういうストーリーがあっても因縁があっても、直接対決で決まってしまえば決着をつけられるので。そういう意味では今回の試合にちゃんと集中して白黒つけてやろうじゃないかという気持ちですね」と、全ての決着を試合でつけるとする。  斎藤自身、この試合が大きな意味を持つと捉えている。「しっかり決着をつけたいですよね。ここでの勝ち負けが、本当にシビアだと思います、戦い自体は。ここの白黒は2人の選手人生を分けるような形になると思うので、そういう意味では凄くいい勝負を見せられる気がしますね」と、両者にとって大きなターニングポイントになる試合だとし、「シビアな結末。自分が勝って来年に向かって進んでいくという気持ちが強いですね」とここで勝って自分が先へ進むとの決意。  第一弾対戦カード発表会見では、フアン・アーチュレッタ(米国/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)vs.朝倉海(JAPAN TOP TEAM)、堀口恭司(アメリカントップチーム)vs.神龍誠(神龍ワールドジム)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs.ジョン・ドッドソン(米国/JACKSON-WINK MMA)と、年末の盛り上がりを期待できる好カードばかりが並んだ。  その中で斎藤は「一番いい試合にしたいけれどな。それはやってみないと分からないところがありますけれど、そういう気概はありますね。凄く精神的にも肉体的にもいい状態だと自分は思っているので、試合まで大きく崩すことなくちゃんとやりたいですよね。練習をしっかりやって気持ちを作って自分から発信してプロモーションして、見ている人を引き寄せて大きい戦いにしたいなと思いますね」と、クレベル戦を大晦日大会の中で一番いい試合にしたいと意気込む。 「やるしかないでしょう。いけると思います」と自らに言い聞かせるようにし、「いい相手にこのタイミングで恵まれたと思っているので、勝つことしか考えてないですけれどそれを信じてやるだけ。今の自分だったら大丈夫だと思いますし、たくさんの人に見てもらいたい。みんなが期待してもらえるような感じにしたいと思いますし、勝つしかないでしょう。勝てると思います」と、クレベルに必ず勝つと宣言した。
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