ムエタイ
レポート

【ONE】内藤大樹が強豪ゴントーラニーに判定負け、連敗を喫する。20歳のオルチコフ、17歳のカセムがタイ人選手にKO勝ち

2023/10/21 00:10

▼第5試合 キャッチウェイト (58.06kg契約) ムエタイ 3分3R
〇アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン)
TKO 3R 0分50秒 ※レフェリーストップ
×ペットフアヒン・ジットムアンノン(タイ)


 オルチコフは15戦全勝の20歳。7月の『ONE Friday Fights 25』に初出場し、ガオテーム・フェアテックスに判定勝ち。ペットフアヒンは8月の『ONE Friday Fights 29』にポンシリ・ソー・ジョー・ウィチーパッリューに判定勝ちしている。


 1R、サウスポーのオルチコフは序盤から左右フックと左ハイの猛攻。ペットフアヒンは勢いに押されて転倒する。体格がかなり大きいオルチコフはジャブ、左前蹴り、左フック。ペットフアヒンは攻撃が届かない状況が続き、逆にオルチコフは左を伸ばしてカカト落としから右を見舞う。さらに左ハイを空振りしてそのまま回転してのバックハンドブロー。ペットフアヒンが前へ出て左フックを打とうとしたところに直撃し、ダウンを奪う。


 2Rはペットフアヒンが前に出て左右のヒジを繰り出す。オルチコフも左右フックとヒジで応戦し、打ち合いとなる。両者とも思い切りヒジを打ち付けていくが、ヒットを奪うのはオルチコフ。薙ぎ払うようなフックで大きくバランスを崩すペットフアヒン。右ミドルを当てていくペットフアヒンだが、オルチコフは次々と連打を叩き込んでいく。


 3R、両者とも目じりから出血が見られる。オルチコフが飛びヒザ蹴りから着地と同時に左ストレートを放ち、ペットフアヒンは大きくグラつく。そのままラッシュをかけるオルチコフにペットフアヒンは防戦一方に。最後は右フックから左ハイ。かろうじてガードしたペットフアヒンだったが、倒れたところでレフェリーがストップした。

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