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【Krush】「自分は“KO体質”」という挑戦者・悠斗に、王者・大鹿統毅「1Rから積極的に倒しに行く姿勢で行く」

2023/10/20 21:10
【Krush】「自分は“KO体質”」という挑戦者・悠斗に、王者・大鹿統毅「1Rから積極的に倒しに行く姿勢で行く」

無敗の王者・大鹿(左)に元プロボクシング日本王者の悠斗が挑む

 2023年10月21日(土)東京・後楽園ホール『Krush.154』の前日計量&記者会見が、20日(金)都内にて13:00より行われた。


 ダブルメインイベント第1試合(第9試合)Krushフライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者・大鹿統毅(K-1ジム総本部チームペガサス)は50.95kg、挑戦者・悠斗(HUNGRY GYM/第42代プロボクシング日本ライトフライ級王者)は50.85kgで計量をパス。


 会見で悠斗は「ここまで来たら後はやるだけ。リスペクトを持って倒しに行く」、大鹿は「明日はしっかり倒して勝ちたい」と両者ともKO宣言。


 大鹿のコメントを受けて悠斗は「彼も言っているのでKOになると思う。しっかり正面で僕と打ち合ってくれる、命を削るような試合がやりたかったが今まで出来なかった。彼も相当気合い入っていると感じたので、前回の金子vs.玖村みたいな誰が見ても死闘だって試合がしたいです。最終的にKO出来ればいいです」と、死闘を演じたいとする。これに大鹿も「1Rから積極的に倒しに行く姿勢で行きたいと思います」と応える。


「自分のテーマとして(毎試合)自分を乗り越える。K-1ファンの皆さんに認めてもらえる試合を常に意識しているつもりです」という悠斗は「僕のパンチはかすったけでも効くので。狙っていないけれど、40戦やってそういう身体を作ってきたので、自然と“KO体質”になっているので無理してKOを狙っていくわけではない」と、自然とKO決着になる自分は“KO体質”なのだという。


 大鹿は「(KOを)意識してきたことはないですが、パンチの打ち方、蹴りをどこで打てばいいのか、いつでも倒せるような作戦を立てて準備してきました」と言い、打ち合い上等かと問われると「もちろんそれはあります」ときっぱり。初防衛戦ということに関しては「王座決定トーナメントの方が緊張していました。今回は緊張しないですね。むしろ今回が一番リラックスしています。理由はよく分かりませんが、普通に練習してきたことを出すだけなので、手数とスピードとそこからの破壊力を出すだけです」と、リラックス出来ているとした。


 悠斗は大鹿のことを「若くてスピードと才能のある選手」と評するが、「相手は誰でもいいんです。僕は僕のやるべきことをやるだけ。相手は関係ないですね、KO体質なので、面白いことになります。彼は本当にどれくらいKOを目指しているのか。1回しかKOがないじゃないですか。僕はKO出来なかった試合でもダウンを奪っているし、半分はKOしている。僕が望むような、お客さんが望む試合を楽しみにしています。それだけです」と、大鹿に本気でKOをするつもりで来いと言い放った。


 大鹿は「今まで以上にキャリアのある相手なので、気を引き締めてしっかり倒して勝ちたいと思います」と、油断をせずKOで初防衛を果たしたいと語った。

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