ケージキックも行ってきたNEXUSが新宿FACEのリングでキック団体を旗揚げ(C)ゴング格闘技
2023年12月3日(日)東京・新宿FACEにて『Fighting NEXUS Strike up vol.0』が開催される。Fighting NEXUSによるキックボクシングのみの大会で、山田峻平代表は「Fighting NEXUS Strike up」を「新たな団体の旗揚げ」とした。
これまでNEXUSのアマチュア育成大会「Nexus SPROUT」、プロのFighting NEXUSケージ内でもキックの試合を行って来た同団体だが、旗揚げ戦は新宿FACEでのリング使用となる。
リリースで山田代表は、「この団体をキックボクシング界に新たな風を吹かせ、選手、ファン、そして関係者全員が一堂に会し、情熱とスポーツマンシップを称える場所とすること。この団体を通じて、プロフェッショナリズムとエンターテイメントを融合させ、最高の格闘技イベントを提供することを目標に選手たちに、その才能を最大限に発揮し、競技者としての成長を促す場を提供したいと考えています」と宣言した。
「本当はこのリリースでサプライズをお届けできればと思っておりましたが調整が間に合わず」という旗揚げ大会の第1弾発表カードでは、期待の新人クラスを登用。
メインイベントでは、NEXUS KICK(3分3R )スーパーフェザー級(60.0kg契約)で、渡邊奎介(HIDE'S KICK)と魅乃麒 (拳心會)が対戦する。
渡邉は、NEXUSのアマチュア育成大会「Nexus SPROUT」で経験を積み、2023年5月大会で元K-1の小久保裕気を1R TKO。続く8月大会では、新日本キックで日本フェザー級タイトルマッチ経験者の瀬川琉(稲城キックボクシング道場)とプロ2戦目で対戦。左ローを効かされるも、サウスポーから左ストレートで2度のダウンを奪う判定勝ち。NEXUS Strike upのエース的存在となるか。
対するオーソドックス構えの魅乃麒は、2023年6月のシュートボクシング後楽園大会のオープニングファイトにROAD GYM TEAM CRAZY DOG's所属で出場。57kg契約で石井拓也と対戦し、先にダウンを奪われながらも3R、逆転TKO勝ちを収めている。
セミでは、DEEPアマチュアキックで木村琉音と接戦を繰り広げ、NEXUS川越大会にも出場した大島広也(TANG TANG FIGHT CLUB)が、『Stand up』の「King of Rookie 2022」-57.5kg優勝の松下竜之助(Team+1)とフェザー級(57.5kg)で対戦する。
餅瓶太らMMAファイターも参戦する、ほか発表カードは以下の通り。
山田峻平代表「団体名は暫定」
「いつも大変お世話になっております。Fighting NEXUSの山田です。このたびキックボクシング団体を新たに旗揚げさせていただくこととなりましたのでご挨拶させていただきます。わたしはFighting NEXUSをはじめて10年目となります。まさか自分がキックボクシングの団体を旗揚げするなんて10年前には思ってもいませんでした。人生何が起こるか本当にわからないものですね。
団体名のFighting NEXUS Strike up ですが未だ暫定の名前でございます。団体名も含め本当はこのリリースでサプライズをお届けできればと思っておりましたが調整が間に合わずFighting NEXUS Strike upでの発表となり、スタート地点という意味も込めてvol.0 とさせていただきました。
この団体をキックボクシング界に新たな風を吹かせ、選手、ファン、そして関係者全員が一堂に会し、情熱とスポーツマンシップを称える場所とすること。この団体を通じて、プロフェッショナリズムとエンターテイメントを融合させ、最高の格闘技イベントを提供することを目標に選手たちに、その才能を最大限に発揮し、競技者としての成長を促す場を提供したいと考えています。最後に、この団体旗揚げを実現するためにご協力頂いた方々に心から感謝申し上げます」