【K-1】宇佐美秀メイソンが初参戦「最終的には野杁選手とやりたい」、迎え撃つ“門番”海斗「倒して寧仁太くんにアピールする」

　2023年12月9日（土）エディオンアリーナ大阪『K-1 ReBIRTH 2』の対戦カード第2弾発表記者会見が、10月18日（水）都内にて行われた。 　宇佐美秀メイソン（Battle Box）が初参戦、海斗（LEGEND GYM）とスーパーファイトのウェルター級3分3R延長1Rで対戦する。 　宇佐美は新極真空手全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会K4グランプリ優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会(ジャパンゲーム)3連覇、白蓮会館全関東選手権優勝、覇王キックボクシング大会優勝、月心会グローブ空手道選手権優勝などアマチュアで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてMMAでプロデビュー。 　12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』でキックボクシングデビュー戦を行い、いきなりK-1 WORLD MAX初代世界王者アルバート・クラウスに勝利すると、2023年3月の『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に初参戦して杉原新也に判定勝ち。9月にはジャマル・ワヒィムを1R2分25秒でKOし、キックボクシング3戦目にしてISKAインターコンチネンタル暫定王座を獲得した。 　海斗は『THE OUTSIDER』を経て2017年10月にKrushデビュー。強靭なフィジカルの強さを活かした攻撃力を誇り、戦績は9勝（7KO）5敗。9月のKrushでBigbangウェルター級王者・大輝を1RでKOし、門番の役割を果たしたばかり。 　宇佐美は「地元なので、しっかり相手を倒して盛り上げて行こうと思っているので注目して欲しい」と初参戦の挨拶。海斗は「僕は地元が滋賀県で、応援に来てくれるので僕も必ず倒して勝ちます」と、両者ともにKO宣言となった。 　相手の印象を聞かれると宇佐美は「相手の試合を見たけれどアゴの弱いブンブン丸くんって印象です」といきなりの挑発。海斗はこの挑発に乗らず「アグレッシブな手足が長いファイターなので、これ倒して（Krush王者の）寧仁太くんにアピールしようと思っています」と、Krushタイトルを狙うと答えた。 　宇佐美がデビュー戦でクラウスに勝っていることに、海斗は「リスペクトしていますがおじいさんをいじめてるようにしか見えなかった。僕は若いので大丈夫です」と気にならないとし、3戦無敗であることには「普通やん。大体みんな最初はそうやろ」と特に脅威とは感じていない様子。 　それでも「センスはめちゃめちゃあると思う」と評価し、「なので倒してアピールしたい。（今大会には）松岡力選手も出るので、松岡選手はテクニックでって言っていたので僕はパワーで勝負したい」とパワーでねじ伏せるとする。 　前回に続いて他団体選手を迎え撃つ門番的な役割になったことには「僕も他団体王者を倒した男とタイトルに書いて欲しいですね」と言い、「前回僕は見せてないので、まだ見せられるものがある」と前回の試合では実力を出し切れていないとした。 　一方、宇佐美は前回の海斗のKO勝ちを「まだ見てないです」とし、「他の試合を見た感じだと、よくパンチを振ってるなって言うのがあるので、大振りパンチは当たらない」と余裕の発言。 　KNOCK OUTからの参戦となるが、K-1で目指すものはと聞かれると「王者クラスとやっていって最終的には野杁選手とかとやっていきたい」と、打倒・野杁正明を目指すとする。 「もちろん現時点で差はあるけれど、僕はキックボクシングを始めて1年ちょっとでここまで来ている。練習もしっかりやっているので何年後かには全然ありえると思います」と、数年後には野杁を倒す存在になると語った。