2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 ReBIRTH 2』の対戦カード第2弾発表記者会見が、10月18日(水)都内にて行われた。
9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」を全試合KO勝ちで制したリュウ・ツァー(唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)が早くも再登場。谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する。
リュウは散打の強豪にして中国キックボクシング界のニュースター。中国・武林風の推薦選手として2023年9月の「K-130周年記念無差別級トーナメント」に参戦すると、全試合KO決着で優勝を果たした。戦績は8勝(6KO)1敗。今回は本来の階級であるクルーザー級での試合となった。
谷川は空手で第1回&第3回真正会全日本選手権大会重量級優勝など数多くの実績を残し、2017年5月にキックボクシングでプロデビュー。2020年3月よりK-1 JAPAN GROUPに参戦すると2021年7月の「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」では決勝へ進出するもサッタリにKO負けで王座戴冠ならず。2022年4月の「K-1無差別級トーナメント」でも決勝進出を果たしたがサッタリにKOで敗れた。8月にはK-Jeeとのクルーザー級日本最強決定戦で勝利し、2023年3月のステファン・ラテスク戦ではローキックでKO寸前まで追い込むも逆転KO負けを喫した。7月にAKIRA Jrを破り再起を果たしている。戦績は11勝(4KO)7敗1分。
カルロス菊田K-1プロデューサーは、今大会の見どころは「中国選手」と会見の冒頭で断言。ツァーのK-1優勝までのドキュメントが中国のテレビで放映されたところ、400万人が視聴したと言い、さらに50カ国でも放映されて「一躍中国のスター選手となりました」という。
「これによりアジア諸国でK-1に関する期待が高まりました。アジアは中国とタイの選手が中心になってくると思います。今回も中国から3選手が出場し、今後中国でのK-1人気をけん引して来るのではないか。アジアには47億人強の人口がいます。日本の人口は1億人強なのでアジア全体となれば層が厚くなる。K-1人気を中国諸国に広めていければと思います」と、アジア全般、特に中国でのK-1競技人口とファン拡大を狙いたいと語った。
そのツァーを迎え撃つ谷川は「自分は元々正道会館で空手をやっていて、昔のK-1は正道会館と自負していて、僕も正道会館に入ってK-1王者になりたくてずっと空手をやってきました。昔から自分はK-1の先輩たちに揉まれて練習してきて、日本人ナメるなよと。日本人が重量級で活躍しないとK-1はこれ以上盛り上がらないぞと昔K-1に出ていた諸先輩方から強く言われています。この前の無差別級トーナメントもまだ一人一人が、下の階級の選手と比べて知名度がないと思うので、僕はリュウ・ツァー選手はリスペクトしていますし、乱闘とかではなくてしっかり内容で示して、デカいヤツの戦いって面白いと思うのでぜひ会場に足を運んで見に来てもらいたいと思います」と、自分がK-1重量級を盛り上げると意気込み。
ツァーの印象は「カーフキックですかね」とし、「あと身長が大きいので手足が長い印象と、勝手なイメージですが根性がありそうな顔をしている」と評した。
そのカーフキックには「空手家はボディとローキックでは倒れない。気合いですかね」と空手家には通用しないと言い、「空手をやっていてヘビー級なので顏は我慢できませんが、ボディとローとカーフは根性で耐えます。195㎝なら僕のハイキックが届きますし、やすやすと決めさせはしません」と自信をのぞかせる。
9月のK-1に初参戦した上田幹雄とは以前から一緒に練習しており、「日本人ヘビー級はパートナーがいないので、みんなでしっかり練習してやっていかないと、海外のデカいヤツとやって勝っていけない」と一致団結して日本人重量級みんなで強くなっていきたいとした。
トーナメントでインパクトを残したツァーだけに、ここで勝つことが出来れば大きな見返りがある。谷川は「そういう試合を組んでいただいているので感謝します。サッタリ戦もステファン・ラテスク戦も詰めが甘くて負けてしまいましたが、詰めの甘さをなくすためにK-1に生活を全部懸けてやっています。僕は重量級では大きい方ではないので、人生を懸けて挑むつもりでやっているので、とにかく絶対に勝ちます。見に来てください」と全てを懸けて臨むとした。