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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が豪州の5冠王と対戦、三日月蹴りでのKOを狙う「その後に年末でも出来るかなと思っています」

2023/10/17 20:10
 2023年12月9日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6』の対戦カード発表第2弾の記者会見が、10月17日(火)都内にて行われた。  KNOCK OUT-BLACK女子-48.0kg契約3分3R延長1Rで、ぱんちゃん璃奈(フリー)vs.ケイスリィ・ヴァンス(オーストラリア)が決定。  ぱんちゃんは2019年2月にプロデビュー。無敗の快進撃を続け、2020年8月にREBELS-BLACK女子46kg級初代王座(REBELSとKNOCK OUTの統合により現在はKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)に就いた。2022年3月には喜多村美紀を破ってKNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座に就き二階級制覇を達成。前戦は2023年9月に台湾のチャッキーをTKOに破り、戦績を15勝(3KO)無敗とした。  ヴァンスはISKAサウスパシフィック王座、ISKAオーストラリア王座、WMCオーストラリア王座、AMFナショナル王座、MTLナショナル王座と5冠を持つ23歳。戦績は33戦22勝(KO数と負け・引き分けは不明)。世界を見据えてやっていきたい、とのぱんちゃんの意向を組んで用意された相手だ。  ぱんちゃんは「初めての欧米人と試合が決まったとみんなに報告していたんですが、(オーストラリアは)アジアと聞いてビックリしました(笑)。でも見た感じは欧米人なので、また倒せるように頑張りたいと思います」と、初のオーストラリア人選手との対戦に意気込む。  対戦するヴァンスについては「ムエタイの選手なのでヒジと組みが結構多い。あとパンチでガツガツ来るイメージ」だと評し、これまで対戦してきた相手よりもフィジカル面が強いことが予想されるが「私もトレーナーさんにフィジカルが一番褒められるのでフィジカル負けだけはしないと思っている」と自信をのぞかせる。  前回のKO勝ちからヒザ蹴りを中心に倒せる技を磨いていることについては「前の試合も全然ダメとトレーナーさんたちに厳しく言ってもらっているので、前回から1カ月経っていますがまた全然変わったかなと思っています」と成長を感じているという。 「KOしたいですね。新しい技を昨日も大阪で練習していたので、また違う技で倒したいと思っています」と、ヒザ蹴り以外の技も磨いているとした。それは何かと聞かれると「三日月蹴りを練習しています。難しいですね(笑)」と、三日月蹴りを習得している最中だと明かす。  SNSでは「12月に2試合やりたい」と綴っており、それは本当かと聞かれると「12月が急遽決まったので、その後に年末でも出来るかなと思っています。年末にたくさん試合があると聞いているので、もし怪我がなければ出させてもらいたいなと思っています」と、年末に何かしらの試合に出るつもりだと話した。  頻繁に行っている海外修行も「来週またタイへ行こうと思います」と言い、「スパーリングをしたいのと、今回はチェンマイでもトレーニングしようと思っています」と新しいジムにも行く予定だとする。 「今年だけで5回行きました。同じジムに行ってトップ選手とやっているので自信があります。自分は組みが得意だと首相撲をやってる間に思いました」と、首相撲が得意だということにも気付いた。  現地で仲良くなった選手は「たくさんいますが、軽量級では伊藤紗弥選手に勝ったドゥアンドウノイ(・ルークサイコンディン)選手が一番強いと思いますし、スパーリングをさせていただいて一番吸収できるものがあります。たくさん教えてもらっています。前蹴りもスライドして蹴る蹴り片とか、首相撲も腕力だけでやっているのでテクニックを教わっています」と、トップ選手から直々にテクニックを教わっているという。  最後に、今回の試合の技術的なテーマはと聞かれると「1Rは様子を見て前回もパンチで行こうと思ったんですけれど、パンチだと手応えないと思ったので蹴りに変えました。相手と打ち合ってみて蹴りにするかパンチにするかを試合で選ぶと思うので、どっちも出来るようにたくさん練習しています」と、リング上で様子を見てパンチで行くか蹴りで行くかを決めたいとした。
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