2023年11月14日(火)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-』の第一弾対戦カードが発表された。
オープンフィンガーグローブ(OFG)マッチでの出場が決定していたSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)が危険な相手を迎え撃つ。現在ONEで活躍するスーパーボール・ティーデ99(タイ)との対戦が決定した。
【写真】パンチ、ヒジだけでなくハイキックでダウンを奪っているスーパーボール(C)ONE Championship スーパーボールはラジャダムナンスタジアムを主戦場としていた選手で、カイムックカーオやスーパーレック、ルンキットなど一流選手たちと拳を交えてきた。2014年にプロムエタイ協会のスーパーバンタム級王座に就いて以降タイトルは獲得していないが、アマチュアムエタイの大会に出て2021年IFMA世界選手権の-63.5kg級では金メダル、2022年IFMAワールド ゲームズ ムエタイ競技でも同級で銀メダルを獲得する活躍を見せている。昨年5月には、ロッタンを破ってラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者になったルンキットからも勝利を収めた。
2023年2月の『ONE Friday Fights 5』で初参戦を果たすと、コンクライ・エニームエタイに判定勝ち。この試合はダウン応酬の大激闘となり、判定決着ながらONEのチャトリ代表から両者にボーナスが贈られた。3月の『ONE Friday Fights 11』でもコンクライとの再戦を制し、8月の『ONE Friday Fights 36』ではジュリオ・ロボにも判定勝ちして3連勝をマーク。戦績は73勝19敗1分。
【写真】前回9月大会ではスタンディングフロントチョークでKO勝ちした笠原 OFGマッチでここ2戦は外国の強豪を相手に“無双”の強さを見せてきた笠原兄だが、今回はムエタイ、そしてONEでもトップ戦線級の実力を持つ相手だけにかなり危険な相手を迎えることになったといえるだろう。笠原兄の真価が問われる一戦となった。