キックボクシング
インタビュー

【RISE】魁斗「シュートボクシングが一番強いということを証明したい」門口戦は「僕が試合展開を作っていく側だと思ってるので僕次第」

2023/10/16 18:10
【RISE】魁斗「シュートボクシングが一番強いということを証明したい」門口戦は「僕が試合展開を作っていく側だと思ってるので僕次第」

海人に続いてのRISE王座奪取を狙う魁斗(C)RISE

 2023年10月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 172』にて、RISEフェザー級タイトルマッチ3分3R無制限延長Rで王者・門口佳佑(EX ARES)に挑戦する同級1位・魁斗(立志會舘)のインタビューが主催者を通じて届いた。


 魁斗は立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されているテクニシャン。2020年2月のSB後楽園大会で笠原友希に再延長戦で惜敗するまでは負けなしの8連勝を記録。11月のRKSスーパーフェザー級タイトルマッチで王者・兼田将暉に勝利し初戴冠。2021年7月にはRISEで門口佳佑からも勝利を収め、10月にはHOOST CUP日本フェザー級王座に就いて二冠王に。しかし、2022年4月のSB日本フェザー級王座決定戦では川上叶に敗れた。RISEでは2023年2月、前RISEフェザー級王者・梅井泰成に勝利してトップランカーに踊り出ると、8月には王座挑戦者の有力候補であった安本晴翔をも判定で破った。戦績は14勝(1KO)3敗。

前半からガンガン行って圧倒します


――タイトルマッチが決定しましたが現在の心境を教えてください。

「単純にワクワクしてます」

――前回の安本戦から約二ヶ月という短いスパンでのタイトルマッチ挑戦ですが、この試合間隔は長いと思いますか?短いと思いますか?

「ちょうどいいですね」

――「フェザー級最強」と言われていた安本選手との対戦でしたが、あの試合を振り返ってみていかがですか?

「想定通りの強さというか、強かったですけど予想してたぐらいかなっていう感じです。想像を超えるような強さではなかったです」

――今回でRISEは4戦目になると思いますが過去3戦試合をしていてルール的には特に問題はないですか?

「初めて出た時はちょっと苦戦したというかやりにくかったんですけど、2戦目以降は特に問題ないです」


――シュートボクシングで試合をしてる時とRISEで試合してる時の意識の差というのはどこにありますか?

「ワンキャッチとか組んでの膝とかそういうところの違いと、あとはどういうところを見られてるか、アグレッシブさとかを意識してやってます」

――今回は2年前に一度対戦して勝っている門口選手との対戦となりますが、前回勝っているという部分で精神的には有利だと思う部分はありますか?

「特に何も考えてなくて、前回は前回だし今回は今回で、いつも通りの試合の感じで練習してます」


【写真】2021年7月の初対決は魁斗が判定勝ち

――タイプ的に門口選手は戦いやすいですか?

「別に戦いにくくはないですけど、ちょっと面倒臭いですね」

――具体的にどの辺が面倒くさい?

「頑丈だしガンガン前に詰めてくるからちょっと鬱陶しいなって。でもそこも跳ね返すぐらいの感じで考えてます」

――さっきおっしゃったように門口選手は結構タフでダウンしているシーンとかもそんなになく、一回SBルールでやってた時に苦戦したのを見ましたが、基本的にRISEでやった時は頑丈なイメージがあると思いますが、それでも圧倒できる、倒しきる自信はありますか?

「僕もRISEでやってきてるので全然問題ないです」


――現時点では短期決戦で挑もうと思ってますか?それともしっかりと5ラウンドを使って戦おうと思ってますか?

「特にプランとかは立ててないですけど、自分の中では前半からガンガン行こうかなと思ってるので、しっかり自分で相手の隙を作って倒す感じですね」

――門口選手に以前勝ってから、その後の門口選手の戦いとか活躍はご自身ではどのように見てましたか?

「SBの選手も2人やられてるから敵討ちしようとかは別にないですけど、僕は僕でぶっ飛ばそうかなと思ってます」

――今回門口選手と戦う中でのキーポイントはどういった形になりますか?

「僕が試合展開を作っていく側だと思ってるので僕次第ですね。前半からガンガン行って圧倒します」

――RISEのベルトが目の前の手に届くところまで来ていますが、RISEのチャンピオンになるというイメージはできてますか?

「出た時から一応イメージは持っていたのでやっときたなって感じです」


――ちょっと気が早いですけど、もしチャンピオンになったとしたら今後どんな相手とやりたいとかどういう風な路線に進んでいきたいみたいな希望はありますか?

「シュートボクシングが一番強いということを証明したいし、最終目標は世界で一番強くなる事なのでそこに向けてやっていきたいです」

――同じシュートボクシングでいえば70kgの海人選手は既にRISEのベルトを巻いているわけですが、そういった活躍を見てご自身が刺激を受けているというのはこれまでもありましたか?

「自分の先を走ってるので早く追いつくというか追い抜かないと駄目ですね」

――この試合のテーマが何かあれば教えてください。

「チャンピオンになるっていう覚悟を見せることと倒しに行く事です」

――最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

「10月29日、絶対RISEのベルトを獲るので、皆さん応援よろしくお願いします」

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