2023年12月9日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.6』の対戦カード発表第一弾の記者会見が、10月10日(火)都内にて行われた。
会見では11月5日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2023 vol.5』の対戦カード変更も発表に。
【写真】パンサックは10月6日のONEでKO負けし、来日が不可能に KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)と古村匡平(FURUMURA-GYM)の対戦相手として発表されていた、パンサック・ウォーワンナッタウイ(タイ)とルンセンタワ・ソーパラー62(タイ)が、共に9月29日と10月6日の『ONE Friday Fights』で初回KO負けを喫したため来日が不可能に。
代わって古村の相手には、そのルンセンタワをKOしたバットマン・オー.アッチャリヤー(タイ)が用意された。
バットマンは9歳でムエタイを始めて高校卒業後、ヌアソラニー・サムチャイヴィセツクという名前でルンピニースタジアムデビュー。スパイダーマンに扮したセコンドと一緒にバットマンのマスクを被って入場したことが話題となり、“バットマン”のニックネームが付いた。2019年11月にはルンピニースタジアム認定ライト級王座を獲得。2020年は無敗で7チャンネルスタジアムのファイター・オブ・ザ・イヤー(MVP)を獲得し、2021年3月にはタノンチャイ・フェアテックスを破り、7チャンネルスタジアム認定ライト級王座に就いた。
2016年1月にはロッタン・ジットムアンノンとも対戦しており、2RでKO負け。『ONE Friday Fights 2』でシャーゾット・カブトフに勝利したナックロップ・フェアテックスには2022年に3連勝。2022年11月と12月はコンスックに連敗、2023年も2月と4月に『ONE Friday Fights』で連敗していたが、8月のKNOCK OUTに初来日を果たすとKNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太に判定勝ち。9月にルンセンタワに1R1分37秒でKO勝ちと再び波に乗り始めた。
古村にとってはより強敵が用意されたことになるが、古村は自身のSNSにて「バットマンと戦えるの嬉しいな。これから1カ月間バットマンを越える事だけを考える。また日本に来てくれてありがとう」と、むしろ喜びを感じているようだ。
なお、小笠原の対戦相手は現在調整中でウィラサクレック会長が代わりの選手を選定中。決まり次第、発表となる。