2018年6月に王座に就いて以来、5年にわたる長期政権を築いている畠山
2023年9月17日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2023 4th』の全対戦カードが決定した。
今大会では3大タイトル戦が行われ、2階級のNJKFタイトルマッチ、そしてS1レディース世界ライトフライ級王座決定戦が行われる。
第10試合の大会メインイベントはNJKFスーパーライト級タイトルマッチ3分5R。王者・畠山隼人(E.S.G)が同級1位・吉田凛汰朗(VERTEX)の挑戦を受け防衛戦を行う。
“八潮のロッキー”こと強打の畠山は昨年11月に真吾YAMATOを初回TKOで沈め、WBCムエタイ日本統一王者となって以来のリング。吉田は、他団体や韓国といった敵地で磨いた粘り強いファイトで畠山に挑む。35歳のベテラン畠山に世代交代を迫る23歳の吉田。畠山の剛腕防衛か、あるいは吉田が5年に渡り王座に君臨する畠山の牙城を切り崩すのか。
第9試合は王者・優心(京都野口)vs.挑戦者同級1位・谷津晴之(新興ムエタイジム)による、NJKFフライ級タイトルマッチ3分5R。
両者は2021年12月にもタイトルマッチで激突しており、優心が判定2-0(49-48、49-49、49-48)の僅差で王座を防衛。その後、谷津は2度のタイ遠征で2試合ともKO勝利。凱旋の6月後楽園興行では判定勝ちと勢いに乗り、優心とのリベンジマッチにたどり着いた。共に20歳の両者。優心の返り討ち&防衛か、あるいは谷津のリベンジ&王座奪取なるか。
第8試合のS1レディース世界ライトフライ級王座決定戦2分5Rは、2022年のSEA Games(東南アジア競技大会)inマレーシア大会銀メダリストである、セーンガン・ポームンペット(ポームンペット/タイ)と、ミネルヴァ認定ライトフライ級王者である真美(team lmmoRtal)が争う。
19歳ながら57戦41勝16敗と戦績豊富でパンチと蹴りをバランスよくこなすセーンガンを相手に、真美は持ち前のアグレッシブファイトでS1レディース世界王座を狙う。
さらに、ここ2戦はKO勝利とダウンを奪っての判定勝利。現在好調の18歳高校生ファイター・嵐(KING gym/NJKFバンタム級3位)は、NKBバンタム級1位の海老原竜二(神武館)と交流戦(54.5kg契約 3分3R)に臨む。
HIRO YAMATO(大和ジム/NJKFライト級1位)と龍旺(Bombo FReely/NJKF S.フェザー級5位)が、61kg契約3分3Rで激突。若き両者の試合は激戦が予想される。
また、榊秀則(笹羅ジム/元第4代NICE MIDDLEミドル級王者)と森直樹(DAIKEN THREE TREE会長)のOVER40スペシャルファイト(ミドル級2分2R)、BreakingDownで女性初のKO勝利を収めた伝統派空手出身の泉あお(フリー)vs.小倉えりか(DAIKEN THREE TREE)のエキシビジョンマッチ(2分2R)など全10試合を予定し、元NJKFスーパーバンタム級王者・日下滉大の引退セレモニーも実施される。