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【RISE】YA-MANが1Rで決着宣言「フルスイングで行ったらどっちかが失神する」、山口裕人は「倒されても倒し返して、最後に立っていたヤツが勝つ」

2023/08/26 04:08
 2023年8月26日(土)東京・大田区総合体育館『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round』の前日計量&記者会見が25日(金)都内にて13:00より行われ、全選手が無事計量をパス。  メインイベントでオープンフィンガーグローブルールの65kg初代王座決定戦を争うYA-MAN(TARGET SHIBUYA)はリミットちょうどの65.0kg、山口裕人(道化倶楽部)は64.90kgでそれぞれパスし、会見に臨んだ。 「明日は倒しに行くだけですね」と山口。YA-MANは「明日はリスペクトを込めてボコボコにしたいと思っています。あとは自分の中では2年前と今では全く違っていて、レベルが違うのかなと思っているので速攻で終わらせようかなと思っています」と、互いにKOする気満々。  どんなフィニッシュブローをイメージしているかと聞かれると、山口は「パンチを出していたら何か当たるんちゃいますかね。別に狙ってるもんとかはないですね」、YA-MANも「何でも当たるんじゃないですか、お互いに。間違いなく殴り合いにはなると思うので、何かが当たるとは思うんですよ。その場その場のパンチですね。決まってないと思います。奇想天外なパンチかもしれないし、ストレートかもしれないし、その場にならないと分からないです。俺が倒れているかもしれないし、俺が倒しているかもしれないし。本当にその瞬間にならないと分からないですね、この試合に関しては」と答えた。  自分が倒されることも考えているのか、と聞かれたYA-MANは「自分が負けるなんてイメージは全く。最近思うんですよね、試合前になると俺どうやったら負けるんだろうって。白鳥戦もそうやって負けたんですけれど(笑)。毎回毎回自分の負けるイメージが全く分からなくて。OFGなので一発当たったらダウンするんですけれど、その後も全然巻き返せる。別にダウンを取られてもその後で倒せばいいやって感じでいるので、倒されてもいい覚悟を持って倒しに行く。だから倒されるかもしれないと言いました」と、ダウンをとられる可能性もあるが、最後に勝つのは自分だとした。  これに山口も「全く同じですね。最後に立っていたヤツが勝つ。倒されても倒し返して、最後に立っていたヤツが勝つ」と、自分も倒されても立ち上がって倒し返すとの決意を口にする。  メインイベントで戦うことに関して、山口は「別にそんなに考えてないですけれど全力で殴り合うだけです」と意識はしていないとする。対してYA-MANは「メインだからとか関係なく俺がRISEを盛り上げるぞっていう気持ちでやっています。RIZINだろうがRISEだろうが関係ないです。最高の試合をするだけです」とメインにふさわしい最高の試合をすると話す。  勝負のポイントは何になるのか。その問いに山口は「先にもらった方が負け」、YA-MANも「同じですね。先に当てた方が勝つんじゃないですか。どっちが当てるか本当に分からないです」と、先にパンチを当てることとした。  初代王座のベルトを獲得したらどんなベルトに育てたいかとの問いに、山口は「倒して勝ったらベルトを巻ける、ラッキーって感じで。明日倒して盛り上げること、そこだけ考えています」とベルトのことは今は意識していないとする。  しかしYA-MANは「OFGのベルトって今までなくて初めて出来て。今って誰が持っていたんだよ、このベルトって全く価値のないベルトばかりだと思うんですよ。だから俺がベルトを獲って、みんながこのベルトを欲しいと思えるベルトに育てることがこれからの自分の宿命なんじゃないですかね」と、誰もが欲しがるベルトにしたいと答えた。  身体が大きくなっているのではないか、との質問を受けたYA-MANは「身体は必要なところはデカくなって必要じゃないところは小さくなった感じで。全体的に筋量も上がってスピードもパワーも上がったので。今回キックボクシングの試合をするのは10カ月ぶりくらいなので自分でも楽しみですね。一発で倒れるのかなと。だから自分でもレベルアップしているのが実感できている。MMAの練習をしてキックボクシングが強くなっています。キックの練習よりもMMAの練習の方が多く取り入れていましたね。新しい競技から学ぶことが凄く多いので、長年やっているとノビシロってどんどん少なくなってくるので違うところから取り入れて、自分がレベルアップしている。それは凄く実感しています」と、MMAの練習をすることでキックボクシングのレベルも上がったという。  最後に、改めて何ラウンドで決着がつくと思うかと聞かれた両者。山口は「何ラウンドでもいいです。1Rでもおもろいし、3RでKOになってもおもろいし。何でもいいです。延長は無しで(笑)」と3分3Rの中で決着をつけるとする。  それに対してYA-MANは「自分は1Rで終わると思っているんですけれどね。自分はOFG着けて1R以上行ったことないんですよ。どちらにせよ1Rで終わると思うんですよね。お互いに行くので。自分もフルスイングで行くので。フルスイングで行ったらどっちかが失神するので。だから1Rで終わると思います」と、1Rで決着を宣言した。
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