2023年8月6日(日)東京・後楽園ホールで開催された『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.3』の一夜明け会見が、7日(月)都内にて行われた。
トリプルメインイベント第1試合(第5試合)KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、小倉尚也(スクランブル渋谷)を1R2分35秒でKOし、初防衛に成功した古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)が出席。前夜の試合を振り返った。
「3月から猛練習して、防衛できて安心しています」
大会MVPのベストファイター賞も受賞し、「獲れると思っていなかったので素直に嬉しいです」と語った。
攻撃の種類が増えたのではとの質問には「トレーナーとインファイトの練習やパンチの種類の練習、あと出稽古に行かせてもらって実戦に近い練習をしていたのでそれが出たのかなと思います」と答え、「アッパーの練習をしていてそれが綺麗に入ったので良かったです」とする。
しかし「1回ダウンを取ってそこから決めようと思っていました。パンチで行き過ぎてトレーナーに説教されたので、帰ったらこのまま練習します」と、試合翌日の一夜明け会見後から練習を再開するという。
試合後にはセコンドが持つ父の遺影に向かって「お父さん、ベルトを守れました。見守ってくれてありがとうございました」とお礼を言ったが、「亡くなったのは4年前くらいです。防衛戦だったのでいつも以上に気合いを入れました」と、気合いを入れるためだったとする。
今後については「このまま浮かれずに日々精進して、ベルトと自分の価値を高めたい」と気を引き締め、「これからもっと強くなっていくので期待していてください」と話した。
また、試合後のマイクでは「自分は見た目は地味だと思いますが、試合で魅せたいと思います」とアピールしていたが、「(地味に見られることは)気にはしてないですが、みんなそう思ってるんだろうなと思って。試合は派手に行くので期待してください」と言い、では見た目も派手にする予定はと聞かれると「このままで行きます」ときっぱりと答えた。