世界を迎え撃つ空手母国ニッポンの代表選手団(C)新極真会
2023年10月14日(土)15日(日)東京体育館で開催される全世界空手道連盟 新極真会『第13回全世界空手道選手権大会』のトーナメント組み合わが男子・女子ともに発表された。
世界103カ国・地域から男子132名・37名が日本に集結し、2日間で過酷なトーナメントを争う。最大で男子は8試合・女子は6試合を勝たなければ優勝できない。
4年前の2019年に開催された第12回大会では島本雄二が優勝、準優勝はマシエ・マズール(ポーランド)、3位・加藤大喜、4位ヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)、5位・落合光星、6位エヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)、7位・江口雄智、8位イリヤ・ヤコブレフ(カザフスタン)とベスト8に4人が入賞した日本勢だが、今回はさらなる苦戦が予想される。
日本のエースは第48回・第52~54回全日本選手権優勝、第11回全世界選手権準優勝、第6回全世界ウエイト制重量級準優勝の入来建武(東京城南川崎支部)。前回3位の加藤、5位の落合、7位の江口らベテラン勢に加えて、第8回JFKO全日本選手権重量級優勝、第53・54回全日本選手権4位の渡辺優作(世田谷・杉並支部)らの新鋭も上位を目指す。
今大会で日本選手団最大の強敵と目されているのは、ゼッケン1番のエヴェンタス・グザウスカス(リトアニア)。189cm、100kgで前回6位、第7回全世界ウエイト制選手権では重量級優勝を果たしている。前回準優勝のマズール、大ベテランとなった前回4位のヴァレリーも出場する。