(C)@ajmckee101
『超RIZIN.2』(7月30日・さいたまスーパーアリーナ)で「Bellatorライト級ワールドGP1回戦」として、パトリッキー・ピットブル・フレイレ(ブラジル)と対戦予定だった元Bellatorフェザー級王者のAJ・マッキー(米国)が27日、欠場の理由をSNSで公開した。
SNSでAJは、「日本で試合をしたかったけど、ごめんなさい」と両手を合わせてファンにお詫び。欠場の原因となった右ヒザ下の治療痕を公開し「もっと強くなるよ」と復活を約束している。
動画で「AJマッキーです、ごめんさい。今週末、日本での試合が出来なくなりました。でも、日本のファンのみんな、またすぐに日本で試合をするので、楽しみにしていて。約束するよ。サポートに感謝します。今回、僕は黄色ブドウ球菌感染症にかかってしまった。病院の緊急救命室で抗生物質を投与し、今はかなりよくなった。見てみようか。ヒザ周辺に数カ所、穴が空いている。でも、必ず、これまで以上に強くなって最高の状態で復帰するので、期待していてください」と語ったAJ。
さらに「この感染症は、あと数週間休んで治癒すると、また元の状態に戻ります」と記している。本誌の取材でも、すでに来日を果たしていたアントニオ・マッキーの盟友クイントン・“ランペイジ”ジャクソンが、AJがこの通称「人食いバクテリア」による黄色ブドウ球菌感染症により、救急車でERに搬送され、練習や試合が出来ないことを伝えていた。
Just to clear the air 🙌🏾💯🙌🏾 The progression of this infection in 1 week smh.. A few more weeks of rest/healing and it’s back to the grind.🦾🙏🏾 pic.twitter.com/mYmznV1Puw
— AJ “The Mercenary” McKee (@ajmckee101) July 27, 2023
AJは今回の欠場により、100万ドルトーナメント自体をキャンセル。スコット・コーカーBellator代表は26日の会見で「AJ・マッキーが健康上の理由でトーナメントから離れることになった。我々としても楽しみにしていたから、将来また同じカードを組んでみたい」としている。
『超RIZIN.2』では、AJの代わりに、2022年大晦日の『RIZIN.40』で、AJに判定負けしたRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)の出場が決定しており、コーカー代表は「AJとの試合で評価を上げた素晴らしい柔術ファイターだと思う。日本のファンにもBellator GPを応援する意味が増えたのではないか」と期待を寄せた。