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【超RIZIN】緊急参戦のサトシ「やるならやります」、パトリッキーはサトシが「AJにも勝っていたと判断している」と評価し「自分のやることは変わらない」

2023/07/26 16:07
 RIZINが2023年7月26日(水)13時より『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』(7月30日・さいたまスーパーアリーナ)の緊急記者会見を行い、AJ・マッキー(米国)が健康上の理由で欠場、代わってRIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「Bellagtorライト級ワールドGP1回戦」でパトリッキー・ピットブル・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)と73.0kg契約のキャッチウエイトで対戦することを発表した。  会見に出席したパトリッキーは「このスポーツでは時として不幸なことがあったり、よくないことが起きたりしますが、それは普通のことで私にとっては通常営業だと思っています。新しい対戦相手は非常にハイレベルな対戦相手になったと思います。現在のRIZINのチャンピオンであり、非常にタフで素晴らしい柔術を持っています。自分の中では正直、(昨年の大晦日では)AJにも勝っていたと判断しています。彼は素晴らしい対戦相手ですが、自分はいつだって準備万端です。対戦相手が変わっても自分のやることは変わらないです。狙うのは優勝、その目標は変わらない」と、対戦相手が変更になっても何も問題ないと自信のコメント。  サトシは「前からベラトールのトーナメントに出場したいと思っていました。試合はギリギリで決まったけれどしょうがない。ビッグネームの選手、強い選手、前ベラトール王者と戦えることが私は本当に嬉しい。日曜日は頑張ります。私はRIZINと日本の代表としてみんなにいい試合を見せたいです」と、試合までの期間は短いものの降って湧いたようなビッグチャンスが来たことを嬉しいとする。  5分5Rの試合時間は初めて、ケージでの試合は2018年11月以来となるが、サトシは「私はケージでもやったことがあるから、ケージもリングもあまり変わらない。心配なのは5Rで行われることだけ。そこだけは試合をするかどうか考えたけれど、トーナメントだからそこを変えるのは他の選手たちからすればフェアではないのでしょうがない。やるならやります」と、5Rという長丁場には不安もあるが、やるしかないと答えた。 「ギリギリで決まったけれど、とりあえずこの試合のことだけを考えます。練習はいつもしています。普段試合が決まった時は思い切り練習するとか、試合のプランを考えるので、今回はそれだけが違う。でも練習はずっとしていたから問題はない」と言い、「私の名前とRIZINの名前がちょっと心配です。試合がよくなかったら私の名前とかRIZINの名前を落としてしまうことになりかねない。でも一生懸命頑張って、日曜日にみんなにいい試合を見せたいです」との心配もあるが全力を尽くすと誓った。  パトリッキーも、相手がオーソドックスからサウスポーに変わった事でやりにくいのではないかと聞かれ「私は自分のキャリア全てでオーソドックスで練習してきているし、今回に限ってはサウスポー対策をしてきましたが、それをただ単にいつもの練習に戻しただけなのでそこは問題ありません」と、いつも通りなので問題はないという。  ピットブル・ブラザーズで早めの来日を果たし、朝倉未来との最終調整を行って来たことは無駄になったと感じるかとの質問には「無駄になるとは全く考えていません。練習したという事実は残る。相手がどうであれ常に練習して、どんな相手であろうが、ブラジリアン柔術家だろうがレスラーだろうが、自分は常に練習をするだけ。それで試合が1Rで終わろうが5Rかかろうが、やることは変わらない」とし、「(未来から)この試合に関してのアドバイスはなく、普通に練習して日本でもいろいろなコネクションを作れればと思って接しているので。ブラジルでBreakingDownが出来たらいいかなと思ったりもしています」と、朝倉未来と特に対策的な練習はしていなかったと話した。
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