K-1K-1
K-1
ニュース

【RISE】鈴木真彦がスペインの二冠王を相手に再起戦、南原健太vs.コントゥアラーイで第2代RISEライトヘビー級王座決定戦

2023/07/14 23:07
【RISE】鈴木真彦がスペインの二冠王を相手に再起戦、南原健太vs.コントゥアラーイで第2代RISEライトヘビー級王座決定戦

志朗、K-1の玖村将史に連敗を喫した鈴木は再スタートを切ることが出来るか

 2023年8月18日(金)東京・後楽園ホール『RISE 171』の対戦カードが発表された。


▼第2代RISEライトヘビー級(?90kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R

南原健太(極真会館/ヘビー級3位)
コントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JM Boxinggym/IMSA世界ヘビー級王者)

 6月の『RISE169」より開幕した第2代ライトヘビー級王座決定トーナメント決勝戦は南原健太vs.コントゥアラーイで争われる。

 南原は幼少時代から極真空手を学び、小学生の時はあの那須川天心とライバル関係にあった。第11回全世界空手道選手権大会ベスト32、第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会準優勝、2022オープントーナメント全日本体重別空手道選手権大会軽重量級優勝などの実績を持つ。2021年7月にRISEでプロデビューし、3試合連続KO勝ちを収めたが、2022年4月にカルリ・ギブレインにKO負け。その後、坂本優起にKO勝ちして再起を果たし、今年3月にはK-1との対抗戦で愛鷹亮を1Rでマットに沈めた。準決勝では当時6戦6勝(6KO)のパーフェクトレコードを持つ入田和樹を2RでKO。戦績は7勝(7KO)1敗。

 コントゥアラーイは「タイ最凶ファイター」と称され、ボクシング、オープンフィンガーグローブムエタイで王座を獲得。今年4月の『SukWanchai MuayThai Super Fight』では実方宏介に2RでKO勝利を飾り、IMSA世界ヘビー級王座に輝いている。準決勝ではブラジリアンファイターのフェルナンド・アルメイダに強烈な左ボディ、左フック、左ミドルを見舞って判定で下し決勝戦に駒を進めた。


▼SuperFight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1R

鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級王者)
イマッド・サヒ(スペイン/Voodoo Fight-gym/WBC Mediterraneanフライ級王者)

 2022年1月以来となる後楽園ホールでの鈴木真彦の試合が決定した。

 鈴木は軽量級離れしたパンチ力と卓越したテクニックで、2018年11月にトーナメントを制してRISEバンタム級のベルトを獲得。5年間無敗、20連勝という驚異の記録を打ち立てたが、2020年11月の「那須川天心挑戦者決定トーナメント」の決勝で志朗にダウンを奪われて連勝がストップ。その後、那須川天心との再戦で敗れるが、江幡塁を初回KO、拳剛も初回KO、2022年4月には江幡睦からダウンを奪って判定勝ち。6月の『THE MATCH 2022』ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ち、8月には植山征紀に判定勝ちと5連勝を飾ったが、12月に志朗との再戦に敗れて連勝ストップ。2023年3月にはK-1のリングに乗り込むも玖村将史にダウンを奪われて敗れた。戦績は34勝(19KO)7敗。

 その鈴木が迎え撃つサヒはスペイン・マドリード生まれの21歳。10戦10勝と無敗でWBC Mediterraneanフライ級王座、Extreme fightersバンタム級(-55kg)王座の2つのタイトルを獲得している。

 鈴木は外国人選手との対戦は意外に少ないが、これまで4戦して全勝。スペイン人ファイターといえば7月の大阪大会で志朗を苦戦させたルベン・セオアネが記憶に新しく、サヒも油断のならない相手かもしれない。


▼アトム級(-46kg)3分3R延長1R

百花(魁塾/同級3位)
小川紗南(OISHI GYM)

 百花は45戦ものキャリアを持ち、現在もアトム級のトップ戦線に君臨。2021年9月と11月にはRIZINに出場し、ぱんちゃん璃奈には判定負けも未來に判定勝ち。2022年は2月に宮﨑小雪、6月は平岡琴に敗れて終えたが、2023年2月に初代KROSS×OVER KICK女子-45kg王者・松本徐倫を破ってベテラン健在ぶりを示した。戦績は22勝(1KO)20敗3分。

 小川はHOOST CUP日本スーパーライト級王者・小川翔の妻。空手キャリアも長く、アマチュアキックを経て2023年3月にHOOST CUPでプロデビューしたばかり。プロキャリアで優る風羽に判定2-0で勝利して白星デビューを飾ると、6月のDEEP☆KICKでは坂田実優にも勝利した。


▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R

宮崎就斗(TARGET/同級7位、第2代DEEP☆KICK-57.5kg級王者)
白石 舜(TEAM TEPPEN/同級13位)

 宮崎はアマチュア大会を経て2011年11月にプロデビュー。RISEだけでなく他団体にも積極的に出場し、タイトルマッチも経験。2021年にはDEEP☆KICK 57.5kg王者となり、これまで2度の防衛に成功している。前戦は2023年3月の『BOUT』で山川賢誠に判定負け。戦績は26勝(8KO)20敗2分。

 白石は2016年J-GROW全日本中学生トーナメント優勝、2017年KAMINARIMON全日本トーナメント-60㎏級優勝を経て2022年3月にRISEでプロデビュー。4戦目で山元剣心にKO負けで初黒星を喫したが、2023年5月には白鳥光希に初回KO勝ちして再起。5倍以上のキャリアを持つ宮崎に挑む。戦績は4勝(2KO)1敗。


▼スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R

奥平将太(フリー/同級10位)
蒼太(リアルディール)

 奥平はBigbangアマチュア6階級制覇、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者とジュニア時代から活躍。2020年10月にRISEでプロデビューを果たすと3連勝(2KO)を飾ったが、4戦目でベテランの宮崎就斗に初黒星を付けられた。前戦は2022年10月で大雅の対戦相手に抜擢を受け、延長Rまでもつれ込む接戦を演じるも判定で惜敗。約10カ月ぶりの試合に臨む。戦績は4勝(2KO)3敗。

 蒼太は九州の名門リアルディールが新たに送り出した選手で、2021年12月にRISE WESTでプロデビューすると現在まで3勝(3KO)2分と無敗。今回、満を持して東京で初の試合を行う。


▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R

陽勇(=ひゅう/TEAM3K/同級15位、Stand Up King of Rookie 2022 -65kg優勝)
奥山雅仁(OISHI GYM/CKC2023 -63kgトーナメント優勝、S-BATTLEライト級王者)


▼スーパーフライ級(-53kg)3分3R

星 憂雅(IDEAL GYM/初代KROSS×OVER KICK -53kg王者)
伊藤琉之助(EX ARES/JAPAN CUP 2022 -55kg準優勝)

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント