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【K-1】他団体との日本人対決を熱望する軍司泰斗が予告「今回の勝ち方次第ではマイクで一人だけ名前を言おうと思っています」

2023/07/04 17:07
 2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023』にて、ダウサヤーム・ウォーワンチャイ(タイ/ウォーワンチャイプロモーション)とフェザー級3分3R延長1Rで対戦するK-1フェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が、4日(火)都内所属ジムにて公開練習を行った。  パンチのみのミット打ちで長い距離のワンツーからショートの距離でのフック&アッパーを繰り出した軍司。得意の左ボディでは、プロテクターで受けた梶原代表が「おうっ」と声を発するほどの威力。  2試合続けてムエタイ戦士との対戦となり、前回3月のヴュー戦は「1Rはめちゃめちゃ良かったんですが、2・3Rは相手の感じで。防御なりが上手かった印象です。世界トップレベルはこれなのかなと実感できたのでいい経験でした」と振り返る。 「パンチの部分では全然上回っていて、1Rにいいパンチを当ててそこからら嫌がるように逃げられた感じだったので、それを逃さず仕留めるのが今後の目標・反省点かと思いました」とディフェンシブな相手をどう崩すか、「得意なのはパンチなのでパンチの強化、スピード…パンチの面でいろいろ工夫して練習しました」とパンチの技術にさらに磨きをかけたという。  今回対戦するダウサヤームについては「ムエタイ特有の蹴りの強い選手だし、パンチも出来て打たれ強さもあると思うので、その打たれ強い選手にしっかりKO勝ち出来ればと思います」とし、「これだっていうのが明確に分かっているので、それを当日できればとお思っています」とすでに攻略の糸口は見えている様子。 「圧力をかけて何もさせずに倒す。タイ人はヤバくなったら逃げる、組んだりする人も多いと思うけれど、それをさせずに打ち合いの前に一発で倒す力を練習しています」と、打ち合いに持ち込んで倒すのではなく「1Rから一撃で倒す」のが理想だとする。  そのために「パワーを上げたり攻め方を練習している」と言い、「何分以内にとは決めてないですけれど1Rから全力で行きたい。それを目標にしているし、そういう戦い方をしたかったのでそれに向けて練習しているので、それが今回のやりたいこと」と、1Rに一撃で倒すことがテーマだとした。  ダウサヤームは2020年にKNOCK OUTで安本晴翔と対戦して判定2-1で敗れるも接戦を演じている。 「(安本は)もちろんいずれ戦うであろう選手の一人だと思っているので、スプリットで負けたにしろ接戦だったので勝敗含めて内容も比べられる一戦になると思う。圧倒的に勝って安本選手とやった時以上の勝ち方を見せたいと思います」と意識。  今大会にはK-1王者が6名揃うが「僕はタイトルマッチではないけれど、タイトルマッチをする選手もいる中で、王者として自分がこの大会で一番印象に残る試合をしたい」とした。  そして軍司と言えば最近、他団体の日本人選手と戦いたいとの発言が話題となっている。 「僕がやりたいのは日本人対決なので、その中でRISEなら安本晴翔選手と門口佳佑選手、KNOCK OUTなら龍聖選手。その3選手とやりたいので、今年中に実現できればと思って発言しているのでそれを実現できればと思っていますね」  RISEフェザー級王者・門口は7月2日のRISE大阪大会にて、シュートボクシング2階級制覇で昨年12月には安本を破っている川上叶と対戦。勝利後のマイクで「今全然フェザー級が盛り上がってないと言われていますが、僕が国内で絶対に一番になるので。ずっと他の選手の名前、軍司選手とか安本選手、SNSとかで名前が出ていて正直ムカついているので、僕がフェザー級最強ということを格闘技の強さで証明していきます」と、軍司の名前を出した。 「映像はまだ見ていなくて結果だけ見たんですが、(その発言は)Twitterで知った感じでした。門口選手は年上だし煽ってくる選手ではなく礼儀正しい選手なので、どういう形でやるか分からないけれどやれればいいなと思っています」と軍司。RISEで門口と安本が戦い、その勝った方と戦うのが理想だとする。  なぜ日本人対決を一番やりたいのか、その問いには「海外の選手とやっても強さが分からない選手もいるじゃないですか。日本人対決の方が強さも分かりやすいのかなと思うし、注目度も日本人対決の方が大きいので」と、海外の強豪とやる前に日本最強を証明したいからだという。 「敵対視される相手ですし、名前をあげた3選手とは比べられると思う。それぞれ意識はして試合をしていると思うので、僕も意識して試合をするのでそれが実現できればと思っていますね」と改めて対戦実現に意欲を燃やし、次の試合では「勝ち方次第ではマイクで名前を言おうと思っているので、それを言えればいいなと思っています。名前を一人だけあげようかなと思っています。それはお楽しみにって感じで」と、いい勝ち方が出来ればその中から一人の名前をあげて対戦をアピールしたいと予告した。  最後にも軍司は「圧倒的な差でKOで勝って、日本人対決が実現できればと思っています」と、対抗戦を熱望していた。
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