“400戦無敗の男”として一時代を築いたヒクソン。現在64歳。
“400戦無敗の男”として格闘技界に一時代を築いたヒクソン・グレイシー(ブラジル)が、2年前にパーキンソン病と診断されたことを告白したと、海外格闘技サイトが報じた。
ヒクソンは1994年7月に来日し、『VALE TUDO JAPAN OPEN 1994』で優勝。同年12月に道場破りに来た安生洋二を撃退し、プロレスファンにも広く名前を知られるようになった。1995年には『VALE TUDO JAPAN OPEN 1995』を連覇し、1997年10月に『PRIDE.1』で高田延彦と対戦。圧勝で強さを見せつけると、1998年10月の再戦でも高田を返り討ち。2000年10月には『コロシアム2000』で船木誠勝にも勝利し、これが現役最後の戦いとなった。
現在64歳のヒクソンは手の震えや運動能力の低下を自覚しているが、「あまり気にならない」と答えている。「人生において何があっても受け入れる」と、どんなことがあってもそれを受け入れるだけだと話しているという。
【写真】6月のハイロン・グレイシーのムンジアル茶帯優勝を祝福するヒクソンとキーラ・グレイシー(C)kyragracie