【RIZIN】アリスター ・オーフレイムが北海道大会視察へ、GLORYは出場停止中

　UFCでブロック・レスナーに1R TKO勝ちするなど活躍。日本のDREAM、K-1、米国のStrikeforceでベルトを巻いた現GLORYファイターのアリスター ・オーフレイム（オランダ）が来日し、RIZINの事務所を訪問した。榊原信行CEOは、6.24『RIZIN.43』北海道大会にアリスターが来場することを、SNSで発表した。 　19日に榊原CEOは、「今日はなんと、あのアリスター・オーフレイムが息子と一緒にRIZIN事務局に来てくれました！ アリスターと初めて会ったのは今から25年前、私がオランダへ出張に出かけた時でした。アリスターの練習を見て彼のポテンシャルに驚愕し、すぐに契約のオファーをした事を今でも鮮明に覚えています。アリスターが若干17歳の時でした。PRIDE時代が懐かしくて、話しが弾みました。そしてなんと嬉しい事に、今週末の北海道大会にも急遽来てくれる事になりました！ 札幌でアリスターに会えますよ！ みなさん、お楽しみに！」と予告した。 【写真】6月3日のポーランド「KSW」で、キックボクシング出身のアーカディウス・ウルソーセックの前腕チョークでの勝利を祝福するアリスター。（C）KSW 　2021年6月にGLORYと複数試合契約を結んだアリスターは、2022年10月の「GLORY: Collision 4」で、約12年ぶりにキックボクシング復帰。バダ・ハリとのラバーマッチで、3Rに2度のダウンを奪い、判定3-0で勝利も、11月21日に禁止薬物の陽性反応が出たことが発表され、その後のBサンプルも陽性反応が出たため、2023年3月14日に裁定がノーコンテストに変更され、「1年間の出場停止処分」が下されている。 　かなりスリムになったアリスターは、ジムでのフィジカルトレーニングの模様も公開しており、「43歳、そしてすぐに仕事に戻る」と記している。 　RIZIN北海道大会では、ヘビー級（120.0kg）で、関根“シュレック”秀樹（ボンサイブルテリア）vs.上田幹雄（BRAVE）の柔術×極真出身対決が組まれており、同級では2022年に3勝1敗（関根、 ヤノス・チューカス、ロッキー・マルティネスに勝利し、ジュニア・タファに敗北）と勝ち越しているスダリオ剛もいるが、アリスターは、RIZINヘビー級戦線をどう見るか。