武尊の弟分・晃貴(左)と武居由樹が「マジで天才」と認める岩尾が激突
2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP』の第2弾対戦カード発表記者会見が、5月25日(木)都内にて行われた。
スーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs.岩尾力(POWER OF DREAM)が決定。
晃貴は2017年1月からK-1 GROUPに参戦し、2019年1月に第4代Krushバンタム級王座決定戦で同級王座を獲得。同年6月のK-1両国大会のK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントにも出場を果たした。2020年からは本格的にスーパー・バンタム級に転向し、2021年はKrushで2連勝も9月のK-1では金子晃大にKO負け。2022年3月に小倉尚也に判定勝ちした後、2023年3月に一航にKO勝ち。戦績は12勝(4KO)8敗1無効試合。
岩尾は2014年7月にK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、亀本勇翔、西京春馬に勝利したが2015年5月に朝久泰央に敗れた。その試合を最後にWINDY SUPER FIGHT、蹴拳、Bigbangなどの他団体に出場。バイク事故で大怪我を負い、2022年8月のKrushで約4年半ぶりの復帰を果たすと、小倉尚也を1RでKOに仕留めてみせた。2023年4月には愛瑠斗を秒殺して連勝。武居由樹が「マジの天才」と評価する。戦績は13勝(7KO)3敗1分。
念願のK-1初参戦を果たす岩尾は「初参戦でとても楽しみです。楽しみにしてください」、2021年9月ぶりのK-1参戦となる晃貴は「自分もK-1は久しぶりなのでワクワクしています。岩尾選手は強いのでそれもワクワクしています。気合いは十分に入っています」と、共に張り切りぶりが伝わるコメント。
互いの印象を聞かれると、岩尾は「晃貴選手は昔から試合を見ていたので、この前復帰して1RでKOしているので自分と同じ感じだと思うので次の試合が楽しみです」、晃貴は「最近の試合どっちもKOで倒しているし、自分が上京したての頃から最前線で戦っていたので強いイメージがある」とそれぞれ評した。
どんな勝ち方をしたいかと聞かれると、岩尾は「Krushに続きK-1でも1Rで倒して、ド派手なKOして皆さんに覚えてもらえるKOをしたいですね」とKO宣言。晃貴も「自分は会場を沸かせて勝って、名前を覚えてもらって55kgのトップに行けるように頑張ります」と激闘を誓った。