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【RIZIN】倉本一真と対戦する太田忍「米国修行? 観光じゃないですか」「どんな相手でも触ったら負けない」「ケージで朝倉未来選手と練習した」「一方的な試合で“解体ショー”になる」

2023/04/27 10:04
【RIZIN】倉本一真と対戦する太田忍「米国修行? 観光じゃないですか」「どんな相手でも触ったら負けない」「ケージで朝倉未来選手と練習した」「一方的な試合で“解体ショー”になる」

(C)ゴング格闘技

 2023年4月29日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館でケージで行われる『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』のバンタム級で倉本一真(リバーサルジム新宿Me,We)と対戦する太田忍(パラエストラ柏)が、「どんな相手でも触ったら負けない」と勝利に自信を見せた。

 リオデジャネイロ五輪男子グレコローマン59キロ級銀メダリストの太田忍と、全日本選手権グレコローマン59キロ級・60キロ級3連覇(2012~14年)の倉本一真の元レスリングエリート対決。両者はレスリング時代に全日本選手権等で3度戦い、2勝1敗で倉本が勝ち越している。

 太田は2020年大晦日RIZINの所英男戦でMMAデビューも2R 腕十字で一本負け。2021年9月に久保優太に判定勝ちで初白星を掴むと、同年12月に祖根寿麻にも投げからがぶりヒザを駆使して2R TKO勝ちで連勝。しかし、2022年7月の「RIZIN.37」で元谷友貴に判定負けを喫した。今回の「LANDMARK 5」は初のケージ戦となる。

 倉本は、2017年12月の修斗でプロデビュー。戦慄の連続ジャーマンスープレックスなどで7連勝で修斗世界バンタム級暫定王座決定戦に臨むも岡田遼に2R KO負けで初黒星。2020年大晦日にRIZINに初参戦し、中原太陽、加藤ケンジ、魚井フルスイングに勝利も、バンタム級GPでアラン“ヒロ”ヤマニハに判定負け。 2連勝後の2022年11月の「LANDMARK 4」では、元谷友貴に判定負けを喫している。

最終的な戦績に関しては、ちょっと僕の方が上

──今回の試合のテーマは?

「“解体ショー”ということで。1個1個、破壊していきたいと思います。しっかり体調管理をしてベストの状態で臨みます」

──同じグレコローマンレスリング出身で対戦経験もある倉本選手にどんな印象を持っていますか。

「めちゃくちゃ強い選手だなという印象。レスリングの時から強さも知ってますし、MMAでの戦いも修斗、RIZINと見てますし。ほんとうにアグレッシブだし、ダイナミックな試合もするし、一発も持ってる選手ですし、少しでも気を抜けばやられてしまうなという印象を持っているので、頑張るぞい」

──初のケージでの戦いになることは?

「3週間ほど前にトライフォース赤坂に出稽古に行かせてもらいやっただけで、 ケージ自体でそれほどめちゃくちゃ練習しているわけではないですが、壁がいっぱいあるので、似たようなものじゃないでしょうか」

──トライフォース赤坂ではどんな選手と組みましたか。

「朝倉未来選手、西谷(大成)選手らですね。朝倉海選手は米国修行中の時でした。未来選手の打撃はやっぱり凄いですね。もちろんテイクダウンは自分が出来ますけど、打撃はいっぱい教えてもらいました。距離なども」

──過去レスリング時代で3度対戦したときの印象は?

「力が強い。学生の時で技術も体力もまで追いついいていない時だったので、全日本では2度、圧倒されたなというイメージでした。最後は国体で階級も66kgでお互いに仕上げて臨んでなかったので僕が勝ちましたが、ほんとうに60で対戦したときはすごい強いし、まだまだ技術も追いついていないなという段階でした」

──お互いにグレコローマンが強いとなると、そうそう投げることは難しい。スタンドから始まるMMAで、どこがキーになると考えていますか。

「スタンドの状態が長くなってしまうなかでは──でもずっと離れた状態になることもないので、近いショートレンジの打撃だったり、RIZIN独特のヒジだったり、近い距離での打撃は結構、使えるんじゃないかなと思っています。効かせられる箇所もありますし。

 それに組んでも、僕はどんな相手でも触ったら負けないと思っているので、レスリングの戦績では負けてましたけど、最終的な戦績に関しては、ちょっと僕の方が上かなと思っているので、そこでも負けないので、しっかりテイクダウンして、一方的な試合になると思っています」

──テイクダウン出来るとなると、得意のがぶりヒザも有効そうですね。

「使えるかなと思っています。相手がスキンヘッドなので汗かくとちょっと滑っちゃうかなと。いじってないですよ」

太田忍「2度とやりたくないな、と思わせる」

【追記】「(4月27日午後の会見でのコメント)倉本選手はアメリカに遊びに行っているみたいですけど、現時点では自分の方が上だと思っている。レスリングがバックボーンとして負けられない試合。(倉本は)ほんとうに追い込んでいたら、あんなSNSで挙げられない。バカじゃないかと思った。強い言葉? 僕は思ったことを言っているだけです。

 一方的に、自分がやりたいことを押し付ける。アメリカで何をやってきたか分かりませんけど、すべて無駄にさせます。“2度とやりたくないな、2回目があっても2度とやりたくないな”と思わせる試合をします。向こうがセフードとDJと記念撮影しても観光じゃないですか、強くならない。こっちはパラエストラが誇るレイ・鶴屋がいるので大丈夫です。

 ほかのフェザー級の試合としては、いちRIZINファンとしては(平本が)勝ったら面白くなるし、まだ厳しいだろうな、という気持ちもある。いちファンとして自分の試合に勝って、楽しみたいですね」

山本琢也(パラエストラ千葉)「柔術を潰して全力でパウンドする」

2023年5月6日(土)『RIZIN.42』フェザー級で横山武司(Swells柔術ジム)と対戦

「パウンドでKOがテーマです。(対戦相手の横山武司は)柔術黒帯で全日本大会で優勝しているので、柔術に特化した選手だなという印象です。そこで駆け引きになるかと思いますけど、それを潰して全力でパウンドやサッカーキックに行こうかなと思います。

(練習相手)なかなかあそこまで特化した選手がいないので、柔術の道場や今成正和さんの道場でも練習させてもらって対策しています。MMAの出稽古ではNEVER QUITにも行かせてもらっています。

 相手選手はMMA4戦全勝で勢いとかも乗っていると思いますが、そこをしっかりパウンドでKOしたいと思います」

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