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【RIZIN】クレベル・コイケ「喧嘩の打撃では平本蓮が勝つけど、MMAはまだビギナー」、牛久vs.朝倉未来は「難しい」

2023/04/27 00:04
 2023年6月24日(土)の『RIZIN.43』北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)を挑戦者に迎え、RIZINフェザー級王座防衛戦に臨むクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が26日、自身のYoTubeチャンネルで、『RIZIN LANDMARK 5』代々木大会のフェザー級戦などについて語った。  自身にも対戦要求をしている平本蓮について「MMAではまだビギナー」と一刀両断しながらも、斎藤裕戦の勝敗予想では条件つきで平本勝利の可能性も示唆。また、牛久絢太郎vs.朝倉未来については「予想が難しい」としつつ「たぶん朝倉」と朝倉が優勢であるとした。 平本と対戦したら? 簡単にお金が稼げる  Wメインイベントのコメインにあたる斎藤裕(パラエストラ小岩)vs.平本蓮(剛毅會)についてクレベルは、「自分の階級。自分のイメージでは、鈴木(千裕)がナンバー1。牛久がナンバー2。朝倉がナンバー3、斎藤がナンバー4。レン・ヒラモトはランキングに入らない」と、自身の王座に挑戦する5連勝中の鈴木をもっとも評価し、平本蓮をランキング外、とした。 「彼は何試合? 勝つ負ける・勝つ負ける。MMAはまだアマチュアかな。ほんとうは彼が斎藤と戦うのはおかしいね。なぜなら彼はMMAのトップ選手じゃない。キックボクシングは上手。でも彼は人気がある有名人で、たぶんRIZINが助けている。インスタ、ツイッターでワーワー口だけね。みんなの注目を集めたい。“蓮はどうですか?”と。でもほんとに彼は強くないな。レンはまだMMAではビギナー」と、元王者の斎藤との試合は飛び級の試合だとした。  さらに一度は対戦が決まっていた斎藤についても「斎藤を応援する」としながらも、その勝敗予想では、「(斎藤に)リスクはある。レンはいま強いし、若い。たぶんレンが勝つ」と、平本勝利の可能性を挙げた。  その条件は、平本がいわゆるMMAらしい試合をしない展開になること。 「斎藤にはエクスペリエンス・経験がある。頭を使ってMMAの試合をすれば、絶対に勝てます。キック、テイクダウン、グラウンド──全部、MMAの試合で絶対、斎藤が勝ちます」と、総合力で斎藤に分があるとしながらも、一方で、平本の打撃の殺傷能力を評価。 「喧嘩の打撃では絶対、斎藤が負ける。喧嘩(ファイト)をやりたかったらレンが勝ちます。あと斎藤で心配しているのはプレッシャー。何回負けた? たぶん(自分を)あまり信じられないかな」と、2勝2敗の平本の経験不足と同時に、3連敗中で後がない斎藤のプレッシャーも懸念材料になるとした。 「斎藤を応援する」理由は、平本のトラッシュトークが嫌いで、それが自分にも向けられていること。 「レンはいつも“クレベルと戦いたい。ボコボコで”と言うけど、私は『カモン』。彼は私が考えるファイターじゃない。インターネットでずっと口ばっかりで、バックステージではハイハイと頭を下げて(挨拶して)くるのはアホ、漢じゃない。トラッシュトークはあんまり好きじゃない。本物と嘘つきがいる。彼は嘘つき。バイバイ」と斬り捨て、もし勝ち上がって挑戦者になった場合も「簡単。簡単にお金(稼げる)。彼と戦うのは心配しない。まだMMAビギナーだよ」と、イージーマネーのファイトになるとした。 [nextpage] 朝倉未来にはカウンターパンチもある。でも朝倉は長くMMAで戦っていない  また、メインの牛久絢太郎(K-Clann)vs.朝倉未来(トライフォース赤坂)の予想については、「どうしょっかなー」と悩んだ末に、ジャンケンで勝敗を決めようとしたクレベル。 「どっちが勝つかな? 斎藤とレンの試合と同じで、牛久もMMAで戦えば牛久にチャンスがある。でも喧嘩ファイトをやろうとすると、牛久が負ける。朝倉相手にそれはリスクがある。カウンターパンチもある。でも朝倉は長くMMAで戦っていない。牛久はMMAの試合して、アメリカ(ATT)で練習して、でも……どっちが勝つかな?」と考えた末に、「自分は……たぶん朝倉かな。でも牛久はすごく頭がいい。有名なチームにいるから、いつもしっかりプランを作っているから……難しいな、この試合」と、朝倉優勢としながらも、牛久にも「チャンス」があると語った。  これらのフェザー級はワンマッチだが、隠れたトーナメントでもある。  6月のクレベルvs.鈴木千裕は、現王者がタイトルを賭けてシードの初戦に臨むようなもの。4月29日の牛久vs.朝倉、斎藤vs.平本の勝者同士が戦い、6月の勝者=王者への挑戦権を得ることになる。  クレベルは、来るべき対戦相手について、「どちかが勝つ・負けるのはどっちでもいい。誰が勝っても、自分は待っています。戦います。誰とでもいつでも」と、常在戦場の構え。  さらに、鈴木とのタイトルマッチについても、「自分の次の試合に秘密はない。自分も頑張ってるよ。いっぱい練習した。最初に鈴木。その後は誰でも待ってますよ」と“絶対王者”として君臨する意気込みを見せている。  果たして、代々木決戦で誰がフェザー級で勝ち上がり、王者挑戦に名乗りを挙げるか。  この動画では、ほかにもクレベルは、同じフェザー級で山本空良と対戦する金原正徳について、「金原が絶対に勝ちます。以前一緒に練習していた。いつも自分を応援してくれる。頑張って」とエール。  また、ライト級で、自身とともにプーケットで練習した武田光司と、同じブラジルのルイス・グスタボについても言及。複雑な気持ちを明かしており、注目だ。
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