RISEでその実力を見せつけているコリンズ(左が、ムエタイルールでラーチャシンと対戦(C)ホーストカップ
2023年5月14日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『第一回国際親善大会 KICKBOXING WORLD CUP in JAPAN/TOKYO』の追加対戦カードが発表された。
▼WORLD CUP国際戦 ムエタイルール 65kg契約 3分3R延長1R
チャド・コリンズ(オーストラリア/WMC世界スーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)
ラーチャシン・ペッティンディーアカデミー(タイ/IBFムエタイ世界ウェルター級王者)
オーストラリアvs.タイのトップファイター同士の国際戦が決定。
コリンズはタイ在住のオーストラリア人選手でこれまでにセクサン、パコーン、サックモンコンといったムエタイのスター選手を次々と撃破。2019年2月の『KNOCK OUT』で初来日し、KNOCK OUTスーパーライト級王者・不可思から右ヒジでダウンを奪い、判定勝ちした。4月にはSBに参戦し、海人にも判定3-0で勝利。RISEには2022年8月の大阪大会に初参戦を果たし、RISEウェルター級王者・中野椋太から1RでTKO勝ちを奪うと、10月にはRISEライト級王者・直樹にも2RでKO勝ち。12月には笠原弘希からも判定勝ちと日本では無敗の同階級で指折りの世界的強豪だ。戦績は54勝(27KO)16敗2分。
ラーチャシンは、本場タイの名門ペッティンディージム所属の、現役IBFムエタイ世界ウェルター級王者。蹴りとヒジ打ちを得意とし、2021年10月には日本でもお馴染みのチャムアックトーンから勝利を収めている。つい先日の4月9日、ラジャダムナンワールドシリーズでも勝利している実力者。
日本では近年、RISEルールで試合をしていたコリンズが、本来のムエタイルールでその実力の全てを見せる事になるか。それともラーチャシンが日本のファンの前で初めてコリンズが敗れる姿を見せるのか。
▼WORLD CUP国際戦 ムエタイルール 65kg契約 3分3R延長1R
健太(E.S.G/元NJKFウェルター級王者、元WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
ソッガオ・ペッティンディーアカデミー(タイ/元ルンピニースタジアム認定ミドル級&ウェルター級王者、元WMC世界ミドル級王者)
健太は2005年にプロデビューすると、2008年5月にNJKFウェルター級王座を獲得。その後、NJKFスーパーウェルター級王座、初代Krush -70kg王座、WBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得。NJKFを代表する選手として『ONE Championship』など世界を舞台に戦ってきた。2021年9月にホームリングNJKFでの試合で100戦目に到達、その試合を勝利で飾っている。昨年12月のホーストカップ名古屋大会では元DEEP☆KICK 63kg級王者・山畑雄摩に勝利、今年2月には引退試合の喜入衆に判定勝ち、4月のNJKFでは吉田凛汰朗にも勝利して3連勝中。
対するソッガオは、元ルンピニースタジアム認定ミドル級&ウェルター級王者、元WMC世界ミドル級王者、トヨタ・ムエマラソン(トーナメント)で2016年・2017年優勝の実力者。2019年にはTrue4uのミドル級王座も獲得している。シッティチャイにはTKO負け、チャムアックトーンには判定勝ち。『ONE』ではジョルジオ・ペトロシアンと対戦して判定で敗れるも、サミー・サナとポンシリ・PKセンチャイジムには勝利。現在3連敗中で最後の試合は2022年3月とブランクはあるが、外国人選手との対戦経験が豊富で強敵であることは間違いない。
また、本場タイで最も活躍している日本人選手である福田海斗(キング・ムエ)、ピーター・アーツの息子マルシアーノ・アーツと娘モンタナ・アーツの参戦も決定した。