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【RIZIN】鈴木千裕「クレベル選手は強いけど、自分も強いのでビビることはない」、5月7日(日)にパラエストラ八王子で公開ワークアウト&子供達との交流会

2023/04/26 12:04
 2023年6月24日(土)の『RIZIN.43』北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会で、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が持つRIZINフェザー級王座に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、5月7日(日)13時から、パラエストラ八王子で無料の「公開ワークアウト」および子供たちとの交流会を行うことを発表。クレベル戦への意気込みも語った。  MMAの練習拠点のひとつとして通うパラエストラ八王子で、セコンドの塩田“GOZO”歩との「公開ワークアウト」および子供たちへのお菓子の配布を行う鈴木は、「ゴールデンウイークになかなか遠出が叶わなかったりする子供たちがいたら、ぜひ来て楽しんでもらいたいです。僕も子供の楽しんでる姿を見たいし、どんどん触れあいたい。今の未来は自分達が作るので、その姿を子供に見てもらい、さらなる未来に繋げていければと思ってます」と、ジムでの交流を語っている。  また、6月のクレベルとのタイトルマッチに向け、「クレベル選手は寝技も打撃も強くて、スキルも上がっていると思います。当然クレベル選手は強いけど、自分も強いので特に相手にビビることはありません。小さい頃からの夢をやっと叶えられる時が来たので、全てを出し切ってKOします!」と意気込みを語った。  さらに、SNSでも「これまでいろいろありましたけど、やっときた。やってやんぞという気持ちでいっぱいです。RIZINで5連勝(山本空良、平本蓮、萩原京平、今成正和、中原由貴に勝利)して、キックで7連勝してここまで来たから、あと1歩。俺の格闘技人生のなかで、この1戦のために本気で頑張って追い込んで身体作って、勝てば夢が叶うってすごいこと。ここまで平坦な道のりではなかったけど、ここを越えたら見える景色も変わって来ると思うし、応援してくれる人たちが間違っていないことを証明できる。最後ではなく、ここが始まり。俺の第一章をちゃんと見届けてください。楽しみにしていてください。必ず俺が勝って、二刀流を体現して絶対にチャンピオンになります」と、キックとの二刀流で頂点に立つことが可能だということを示したいとしている。 塩田GoZo「千裕君はクレベルと相性がいい」  パラエストラ八王子の塩田“GoZo”歩代表は、クレベル戦に向かう鈴木について、「クレベル選手は、日本やKSWで一本勝ちの山を築き上げてきました。ただ自分はそこに穴があると思っており、マテウス・ガムロ戦やパトリシオ・ピットブル戦は、寝技を防がれることにより判定負けを喫しています。千裕君は、RIZINでの山本空良戦や今成正和戦など、成長過程で戦略的な戦い方も習得してきました。クレベルとの相性はいいと思います。どのように千裕君がクレベルを攻略するのか期待しててください」と、攻略に自信をみせており、鈴木はRIZIN6連勝で戴冠なるか。  鈴木千裕に加え、パラエストラ八王子にはフェザー級で暫定王座に挑戦した亀井晨佑(4.30 vs.パン・ジェヒョク)、5勝1敗の高木凌、3連勝中の梶本保希ら同世代の若手が揃っており、徳留一樹や高橋良明らベテランの強豪も練習を行っている。  今回のワークアウトでは、「鈴木千裕vs.GOZO」のほかに「徳留一樹 vs.高木凌」、高校1年からMMAを始めた「鈴木悠斗 vs.鈴木大晟」も組まれており、ゴールデンウイークの最終日に、格闘技が好きな子供たちへ大きなプレゼントとなりそうだ。  パラエストラ八王子の塩田“GoZo”歩代表は、「ゴールデンウイークの最終日に少しでも親子で楽しんでもらえたら。完全無料なのでぜひ遊びに来てください」と語っている。  3月26日の『PANCRASE 332』では鈴木と同じフェザー級で、高木凌が遠藤来生を2R、鮮烈のKOで下したばかり。2021年3月の『RIZIN.27』でのホベルト・サトシ・ソウザ戦以降、いったん試合から離れていた徳留も登場予定で、高木とのワークアウトでどんな姿を見せるか。  高木は、前戦の試合後、鈴木千裕との練習や出稽古を行っていること明かしており、「パラエストラ八王子を常勝軍団にしたい」と語っている。4月30日に暫定王者・透暉鷹を苦しめた強豪パン・ジェヒョクと戦う亀井晨佑も含め、“パラ八”ファイターの今後に注目だ。 [nextpage] 高木凌「ストライカーといえば高木、と言われるように」 「前回負けていて、試合前にどうしてもその負けが頭によぎってしまって、だけど、自分を信じて指導してくれた人や、体を張って繋げてくれた先輩や後輩も、漢を見せてくれたので、自分も漢を見せたいと思って戦いました。  練習では所属のパラエストラ八王子に加え、ボクシングの内山高志さんのKOD LAB、専修大学のレスリング部、あと、ロータス世田谷さんに出稽古に行かせてもらっています。ロータスにも世界で戦っている人たちがいっぱいいるので、ボコボコにされています。自分もそういう人たちのようになりたいと思っています。  最初は相手の距離やリズムを掴むために少し時間をかけて、入ってきた左に右を合わせましたが、カウンターを待つというより、自分からも攻めながら“いつ当たるかな、合わせられるかな”といろいろ考えながら戦っていました。1Rのチョークは……ちょっと練習しなきゃな、と(苦笑)。  2R目は、1R目に相手が効いたことは無かったことにして、調子に乗らないようにまた組み立てて行こうと思い、入りました。跳びヒザから結果、倒したのは右なんですけど、練習ではほかのパンチやヒザも出しているので、その練習しているものの一つが出たなと。相手が左を出していたのも見えていましたね。そこに左を当てて右。全部、攻撃は見えてました。最後も前のめりに倒れたのでこれ以上、パウンドする必要もないなと。  課題はバックで極め切れなかったこと。もっと冷静に、相手をどう崩して戦えるか。トップ選手はこんなもんじゃないので、しっかりまた練習で1日、1日、自分なりに積み重ねて成長していきたいです。  パラエストラ八王子を常勝軍団にしたいですし、パラエストラ八王子の選手と対戦する選手を怖がらせるくらいに威圧感のある軍団にしたいです。(鈴木)千裕くんともよく練習します。学ぶことだらけです。すごく勉強になります。  目標は世界を目指すこと。そのためにも日本一のストライカーになりたいです。ストライカーといえば高木凌、といわれる選手になりたいです」 ◆GOZO「あのくらいのポテンシャルを持っていることは分かっていた」 「あのくらいのポテンシャルを持っていることは分かっていたので安心して見ていました。高木だけじゃなく、フェザー級には亀井晨佑(4.30 vs.パン・ジェヒョク)、梶本保希、それに鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)くんもいてみんな若くて強い。それに徳留(一樹)や高橋(良明)もいて、いい練習が出来ていると思います」
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