K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】2連敗を経験した佐々木大蔵が241戦のキャリアを持つパコーンと対戦「まず一勝をつかみ取りたい」(佐々木)

2023/04/25 14:04
 2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館『K-1 WORLD GP 2023』の第2弾対戦カード発表記者会見が、4月24日(月)都内にて行われた。  スーパー・ライト級3分3R延長1Rで、第8代Krushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がパコーン・P.K.センチャイムエタイジム(タイ/P.K.センチャイムエタイジム)と対戦する。  佐々木は2008年にK-1甲子園でベスト8入り、同年5月にプロデビューし、2016年にKrushライト級王者(2度防衛)となった。2020年2月にはスーパー・ライト級王座を奪取し、2階級制覇に成功。同王座は3度の防衛に成功して返上した。2022年9月のK-1スーパー・ライト級タイトルマッチでは王者・大和哲也に敗れて王座奪取ならず。3月のRISEとの対抗戦では白鳥大珠に判定負けと連敗を喫した。戦績は32勝(7KO)19敗1分。  パコーンは9歳からムエタイを始め、2008年にラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座、2013年にタイ国プロムエタイ協会ライト級王座、2014年にルンピニースタジアム認定ライト級王座、同年にはWMCライト級王座とYOKKAO -65kg級王座も獲得。さらには2016年にWKU世界-67kg世界王座とThairathTVのウェルター級王座、2017年にフェニックスファイティングチャンピオンシップ王座、2022年にはBOMウェルター級王座とWPMF世界ウェルター級王座も獲得。2013年にはタイ・スポーツ局が選ぶMVPにも輝いた。2022年からはエイワスポーツジムにてトレーナーとして日本人選手を育成しながら選手活動も行い、今年3月のK-1初参戦では第7代Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人に判定勝ち。戦績は191勝(7KO)45敗5分。  会見には鈴木のみ出席し、「3月に続いて試合を組んでもらえることを嬉しく思います。実は4年前にタイのP.K.センチャイムエタイジムに修行に行った時、パコーン選手もジムにいました。ちょうどパコーン選手が試合前で一緒に練習することはなかったのですが、間近で見ていた選手と、こういうタイミングで向き合えることに感慨深いものがあります。いま僕は勝敗の重みを実感しているところで、パコーン選手は強い選手ですが、まず一勝をつかみ取りたいと思います」と連敗脱出を誓う。 「今、僕は2連敗していて、試合で失ったものは試合でしか取り戻せないと思っていますし、そこで得たものもあります。試合が終わった瞬間は受け止めきれずにいましたが、時間が経って試合のことを考えている・振り返るうちに『なるようになったんだ』『だから次はこうしないといけない』という課題点が見つかったし、セコンドやチームのみんなからいただいた言葉も踏まえて、格闘技に向き合っています。  結果が全ての世界ですが、自分が乗っているときは結果にフォーカスしていないところもあって。もちろんやるべきことはやらないといけないですが、そういう経験もできたと思うし、今度はそれを試合で証明していかなければいけない。試合を組んでもらえることは当たり前じゃないので、それも含めて歩んでいきたいです」と、連敗を経て得たものがあるとした。  試合については「パコーン選手の名前を聞いてから対策やイメージは持っているんですけれど、パコーン選手も同じ人間です。3分3Rの中でしっかり勝利を手にするための準備をしていきたい」と、ムエタイの伝説的強豪も同じ人間だとし、勝つための準備を進めていきたいと語った。  また、パコーンからは「3月に続いてK-1で試合が出来ることを嬉しく思う。初めてK-1ルールの試合を経験して、どんな動きをすればいいかが分かった。今回は前回以上の試合を見せられると思う。対戦相手の佐々木はこの階級のトップ選手だと聞いているが、その相手に勝ってK-1のベルトを狙っていきたい」と、1戦を経験してK-1を理解したと言い、今後はK-1のタイトルも狙いたいとのコメントが読み上げられた。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント