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【KNOCK OUT】「ぱんちゃんに勝って看板選手になりたい」ワン・チンロンが得意の蹴り技でKO宣言

2023/04/18 23:04
 2023年4月22日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1』にて、元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者ぱんちゃん璃奈(フリー)と対戦するワン・チンロン(台湾/TKBA)のインタビューがKNOCK OUTの公式HPで公開された。  チンロンは22歳で身長は167cmと165cmのぱんちゃんよりも長身。2018年10月にKrushに初来日(当時の名称はワン・ジンロン)し、壽美に判定負け。2019年には『ONE Championship』にも参戦している。戦績は13勝(1KO)6敗。キックボクシングの試合は2021年秋以来となるが、2022年11月にプロボクシングの試合をして勝利を収めているという。  チンロンは「はい、知っていました。彼女はとても明るくて、頑張り屋だと思います。リング上ではとてもアグレッシブで、強い選手ですよね」と、ぱんちゃんのことは知っていたという。KNOCK OUTのことも「知っていましたよ。ぱんちゃん璃奈選手以外には、龍聖選手を知っています。『KNOCK OUT』は強い選手が多くて、激しい試合が行われているイベントだと思います」と日本のキックボクシングにも詳しい。  ぱんちゃん戦では「彼女のキックとコンビネーションには注意したいですね」と言い、「私は彼女より背が高いので、ハイキックとヒールスピンキック(後ろ蹴り)を使って勝ちたいです。前蹴りとハイキックは得意技なので」と蹴り技で勝ちたいとする。  前蹴りはぱんちゃんも得意とする技だが、チンロンは「負けませんよ(笑)。それに私は彼女よりリーチがあるので、先に当てることができます」と、前蹴り勝負になっても負けないと自信をのぞかせる。  来日は4年半ぶりとなり、「あの頃に比べたら、蹴り方がかなりよくなったと思います。また、ボクシングとキックの動きを統合する方法も上達しました」と自身の進化を感じているという。  当時の来日で印象深かったのは「最も印象的なのは、試合を行った後楽園ホールですね。台湾で格闘技を練習しているすべてのファイターが夢見ているリングだったので、自分が本当にそのリングに立てるとは思っていませんでした。今回、またその後楽園ホールに立てるので、とてもうれしいです。そして今回は勝利したいですね」と、後楽園ホールでまた試合が出来る事を喜ぶ。  日本での試合後は無敗だったと言い、「昨年12月、地元の台中でプロボクシングの試合に出場して、大阪出身の女子ボクサー、関真絢選手に判定勝利しました。地元の家族と友だちが私のために応援に来てくれました。この試合は、2人の美しいボクサーの試合です。この試合後、私のインスタグラムのフォロワーが急増しました」と、話題になった一戦だった。  そして「今回の試合に勝ったら『KNOCK OUT』の看板選手になりたいです。そして日本中からの挑戦を受けたいですね」と、ぱんちゃんに代わってKNOCK OUTの“看板娘”になりたいと言い、「確かにぱんちゃん選手はKNOCK OUTの女子ではトップです。しかし、彼女は自分より背の高い相手と戦った経験はありません。逆に私は自分より背の低い相手との対戦には慣れています。私は自分の得意技で相手を倒します。KOだけが私の生きがいなので」と、ぱんちゃんをKOすると宣言した。
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