Bigbangウェルター級王座を懸けて対戦する野村(左)と大輝(C)Bigbang
2023年4月9日(日)東京・後楽園ホール『Bigbang統一への道 其の45』の前日計量&記者会見が8日(土)都内にて13:00より行われた。
メインイベント第2試合、小川健晴が返上したBigbangウェルター級王座を懸けて対戦する野村太一(K.B スポーツジム)と大輝(ハリケーンジム)は共に66.3kgで計量をクリアー。計量後のツーショット撮影ではバチバチの睨み合いを展開した。
野村はプロデビュー後に5連勝していたが、昨年6月に山際和希に初敗北。11月のBigbangウェルター級Explosionトーナメントでは山際と再戦し判定負けするも、ぎりぎりまで山際を追い詰め、善戦したことが評価されて今回のタイトルマッチに抜擢された。
対する大輝は地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王座を獲得。現在5戦5勝(4KO)と高いKO勝率を誇る。
記者会見で大輝は「この試合が決まった時に思ったのですが、相手の野村選手は2連敗していました(笑)。なぜそんなやつがのこのこタイトルマッチに来てるの?」といきなり野村を挑発。
すると野村は「正直、今言われてカチンと来ましたが、自分のレベルの相手ではないと思うのでボコボコにします。絶対に負けられないので、圧倒的に倒したい。一発さえもらわなければ、全然余裕です。煽り映像で『KOの仕方を教えてあげる』と言われていましたが、負けたこともないというので明日失神させてあげようと思います」とKOを予告。
お互いの印象を聞かれると、大輝は「確かに攻撃はいいモノを持っていてスピードと回転力はあるのでそこは認めているのですが、夜寝る前にYouTubeを見ていたら全試合判定決着で眠くなって途中で寝ちゃいました(笑)。今回も眠くなるような試合だけは勘弁なので、1Rから打ち合って盛り上げていきたいですね。明日、打ち合ってこいよ」と打ち合いを要求。
野村は「僕も試合を見させてもらったら、素人に毛が生えた程度の選手でした。BreakingDownの選手かなと思ってしまったぐらい。今は自分と戦えるぐらいのレベルになっているか分かりませんが、頑張って下さい。(打ち合いを要求されて)全然打ち合ってもいいし、打ち合わなくても完封で終わると思うので明日期待して下さい」と完勝宣言。
すると大輝は「だから判定なんだよ。明日KOの仕方を教えてやるから楽しみにしとけよ」と挑発を続けると、野口は「パンチは当たらないと思うので、頑張って当てに来てね」と余裕を見せた。
最後に、吐き足りない大輝は「ずっと会見を後ろで見ていたのですが、どの選手も『頑張ります』と当たり前のように言っているので、お前ら何しに来たんだよと思っちゃいました。ここでサクッと勝ってK-1の本戦に行きたい。なので今回は1Rで決めます」と短期決着でK-1参戦をアピールしたいとした。
また、メインイベント第1試合(67kg契約)で対戦する元Krushウェルター級&初代Bigbangウェルター級王者・山際和希(谷山ジム)と元Bigbangスーパーウェルター級王者・森本一陽(NEXT LEVEL渋谷)は共に67.0kgジャストでクリアー。
1月のプライチュンポン・YSSジム戦で敗れ再起戦を迎える山際は「昨年11月のBigbangウェルター級Explosionトーナメントで優勝して、これから連勝していこうとした時に1月に負けてしまい、凄くショックでした。そこからしっかり立ち直って、1からやり直す気持ちでやってきました。森本選手は凄く強い選手なので全く気を抜くことなく、トレーニングしてきたのでしっかり攻略して最後にKOで倒したい」とKO宣言。
対する森本は「明日、久々のBigbang参戦で非常に嬉しいです。戦い方はいつもと変わらず、中に入って相手をひたすら殴りたいと思います。うまく点取りをしてKOしたいと思います」とこちらもKOを予告した。
藤村大輔(K-1 ジム SAGAMI-ONO KREST)=69.6kg
「タイトルマッチ挑戦者決定戦ということで、しっかり勝って次につないで王者まで見越してしっかり勝ちたいと思います。(相手の印象)アグレッシブで気持ちが強そうな選手。相手の情報が少ない中でも、試合で自分のパフォーマンスをいかに出せるかを重点を置いてます。しっかり自分のパフォーマンスを出せれば勝てると思います」
KONZISIBADBOY S(=コンジシバッドボーイ/KONISNIPE 旭)=69.6kg
「藤村選手はいい選手だと思うので食っちゃいたいと思います!(相手の印象)パンチが得意な選手だと思いますが、そんなにKO率が多いわけではありません。ハードパンチャーと言われているのでじゃあ打ち合って盛り上げましょう、という感じ。俺がチャンピオンになるので、それは譲らないです」
神田賢吾(WSRフェアテックス幕張)=57.15kg
「大きなチャンスをいただいたので勝って次につなげたいと思います。(相手の印象)パンチも蹴りも凄く上手な選手。自分も打ち合いが好きなので、いい戦いになると思います。(KOする自信は)僕も倒しに行くスタイルなので、明日はどちらが倒れているかなと思います」
田中 聡(K-1 ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=57.10kg
「明日は実力差をはっきり出して圧倒的に勝ちたいと思います。(相手の印象)気持ちが強くてアグレッシブな選手。自分のファイトスタイルと噛み合うんじゃないかなと思います。(KOする自信は)KOは当たり前。会場の皆さんもそうですが、期待してくださる方もいるのでしっかり倒して勝ちたいと思います」
▼第8試合 ヘビー級
工藤勇樹(エスジム)計量なし
木村太地(TEAM RHAPSODY)計量なし
▼第7試合 64kg契約
鈴木シャオリン孝司(K-1 ジム五反田チームキングス)=63.8kg
テレカ∞(テレカ インフィニティー)=63.9kg
▼第6試合 55kg契約
蘭丸(team AKATSUKI)=54.7kg
水野一矢(リバーサルジム久喜 WINGS)=54.8kg
▼第5試合 70kg契約
陽太郎(谷山ジム)=69.1kg
田上“DARUMA”健太(K-1 ジム蒲田チームアスラ)=69.6kg
▼第4試合 (特別試合)
相馬勇悟(G-1 TEAM TAKAGI)計量なし
増田雄介(務所族)計量なし
▼第3試合 51kg契約
増子泰成(K-1 ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=50.8kg
東 虎之介(都城大叶ジム)=50.8kg
▼第2試合 70kg契約
藤谷大介(レベル Ⅳ)=69.3kg
寛樹(谷山ジム)=68.3kg
▼第1試合 フェザー級
荒井幸太郎(ファイティングアカデミー ドラゴンテイル)=56.1kg
海(チーム OJ)=56.7kg
▼オープニング第2試合 フェザー級
修羅斗 (谷山ジム)=57.15kg
柴崎智史(心成塾)=55.8kg
▼オープニング第1試合 フェザー級
甘田佳之(ファイティングラボ大宮/トイカツ道場)=56.4kg
柴田清哉(ROAD MMA GYM)=57.0kg