2021年12月の初対戦では川上が延長戦の末に判定勝ち、山田にとっては王座奪取&リベンジが懸かった試合となる
2023年4月30日(日)東京・後楽園ホール『SHOOTBOXING 2023 act.2』にて、SB日本フェザー級(57.5kg契約)タイトルマッチエキスパートクラスルール3分5R延長無制限Rとして、王者・川上叶(龍生塾)vs.挑戦者同級1位・山田彪太朗(シーザージム)が決まった。
川上は2019年11月にSB日本バンタム級王座決定戦で佐藤執斗を2R KOで下して新王者に輝き、2022年4月には魁斗を判定に破り、SB日本フェザー級王者となって2階級制覇を達成。昨年12月に両国国技館で開催された『RISE WORLD SERIES/SHOOT BOXING KNGS 2022』では、当時15連勝中とノリに乗っていた安本晴翔と対戦し、下馬評を覆しての殊勲の判定勝ち。今年2月には初のムエタイとの戦いでガオパヤックに勝利した。戦績は12勝(5KO)5敗。
山田は2019年8月にプロデビューすると4連勝(無効試合を挟む)を飾ったが、2021年4月に翔に初黒星を付けられた。その後は元貴、田渕神太を破ったが、12月の川上叶戦で延長戦の末に惜敗。2022年2月には翔にリベンジを果たし、6月には初参戦の蒼士を判定に破り、9月にはRISEフェザー級5位の宮崎就斗を右ストレートでマットに沈めた。11月の次期挑戦者決定トーナメントで優勝して今回の挑戦権を手にしたが、12月の門口佳佑戦ではシュートポイントを奪いながらもダウンを喫して逆転負け。戦績11勝(3KO)3敗1無効試合。
弟の虎矢太は3月に植山征紀をKOで葬り、SB日本スーパーバンタム級タイトルを獲得したばかり。難攻不落の川上を破り、山田ツインズが揃ってベルトを巻くのか。それとも川上が初防衛を果たして6連勝を飾るのか。