蹴り技を得意としている麻央は手数も多く、アグレッシブな選手
2023年4月8日(土)東京・新宿FACE『Krush~RING OF VENUS~』の第7試合「日本vs韓国・3対3」Krush女子フライ級3分3R延長1Rで、ファン・ソンリム(韓国/ANA GYM)と対戦する麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)のインタビューがKrush公式サイトにて公開された。
麻央は5勝1敗の好成績を収めていたが一時リングから離れ、2022年12月のKrushで約6年ぶりに復帰。いきなりK-1 GROUP女子の主力選手である真優を判定で破った。蹴りを多用する手数の多いスタイル。今回は復帰2戦目にして韓国との対抗戦に抜擢された。
KANAは「強いなと思いますけど、自分もそこまでいけると信じている」
――昨年12月のKrush後楽園大会が約6年ぶりの復帰戦(真優に判定勝利)ということでしたが、リングに上がったときはどんな心境でしたか?
「私は19歳の時に一度引退したんですけど、その間に色々と考えて『やっぱり自分には格闘技しかない』と覚悟を決めて戻ってきました。試合当日は入場の時からずっと楽しくて、1Rが始まるときも『やっとリングに戻ってこれた!』という気持ちでした」
――対戦相手はK-1・Krush女子フライ級のトップ戦線で活躍する真優選手でしたが不安はなかったですか?
「いずれ当たるかもしれない相手やと思っていたんで、そこまで不安や緊張はなかったです。ただ試合に勝てて安心感は大きくて、判定勝ちが告げられた時はめちゃくちゃ喜びました」
――そして今大会では日本vs韓国・3対3の一枠に選ばれました。最初にオファーを受けた時はどう思いましたか?
「まず対抗戦のメンバーに選ばれたことが、めちゃくちゃうれしかったです」
――対戦相手のファン・ソンリム選手の印象は?
「正直対戦相手のことは気にしていなくて、勝つことは大前提で勝ち方が問われる試合だと思っています」
――ずばりどんな試合・勝ち方を見せたいですか?
「倒すための練習をしているので、最後は倒して勝ちたいです。私は蹴りが得意なので蹴りで倒したいです」
――現在K-1女子フライ級のチャンピオンはKANA選手ですが、KANA選手にはどんな印象を持っていますか?
「やっぱり強いなと思いますけど、自分もそこまでいけると信じているので、一試合一試合結果を出して、最速でベルトを獲りたいです」
――対抗戦には同じ階級のライバル=☆SAHO☆選手もいますが、そこは意識していますか?
「そうですね。お互い勝っていけば当たると思いますし、もしそうなったら強敵やと思います。今回は同じ日に、同じ対抗戦で試合をするので☆SAHO☆選手よりもいい試合をしたいです」
――改めて今回はどんな気持ちで試合に臨もうと思っていますか?
「試合が決まってからずっと楽しみにしているので、試合も最初から最後まで楽しんで勝ちたいと思います」