引退を宣言した皇治
2023年4月1日(土)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて開催された『RIZIN.41』のメインイベントにて、芦澤竜誠(Battle-Box)に判定2-1で敗れた皇治(TEAM ONE)が引退宣言した。
試合後、インタビュースペースに現れた皇治は試合後の心境を聞かれて「いや、エイプリルフールでしょう」とふざけてみせたが、芦澤の印象を聞かれると「何も言うことはなくて、最高でしたよ。大阪大会を盛り上げてくれて、彼だったからこうして盛り上がりましたし、何も言うことはないですよ」と勝者を称えた。
そして今後の展望を聞かれた皇治は「ここまで応援してもらって、皇治軍団という最高のファンに出会えて、最高のスポンサーさんに支えられて、最高のトレーナーに支えられて、格闘技人生ね、凄い幸せでした。大口叩いてここまでやってきて、メッキが何度剥がれても勝ったらいいと思ってやってきました。本物だけが生き残れる世界じゃなくてニセモノだって馬鹿にされても必死にやっていけば生きていけるってことを証明してきたつもりですし、大口を叩いて負けるって意味は十分に分かっています。エイプリルフールに引退するっていうのも俺らしいなと思っています。ここまで応援してもらえて、33歳まで戦えたのも、こんなにたくさんの人に支えられてK-1からRIZINに来れて、ほんまに全ての方々に感謝しています。良く戦って来たなって自分自身思います記者の皆さんにもこんなに支えられて幸せに思っています。本日をもって皇治は引退します。ありがとうございます」と引退宣言。
マイクを置いて立ち上がったところでエイプリルフールではないのか、との声を浴びせられると「エイプリルフールじゃないです。ありがとうございました」と言い残して去っていった。