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【RISE】大雅が検査結果を報告「縦隔気腫と診断されドクターストップが出てしまいました」

2023/03/27 15:03
【RISE】大雅が検査結果を報告「縦隔気腫と診断されドクターストップが出てしまいました」

計量を1.3kgアンダーでパスした大雅だが、体調不良を訴えて病院へ運ばれた

 2023年3月26日(日)東京・有明アリーナで開催された『Cygames presents RISE ELDORADO 2023』の第4試合スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rで、一馬(MONSTAR GYM/同級1位)との対戦が決まっていた大雅(TRY HARD GYM/同級7位、元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)が欠場。

 大雅は前日計量を58.70kgでパスしたが、明らかな減量苦でツーショット撮影の際には台につかまって立っているのがやっとの様子。その後、病院へ行き試合当日の正午過ぎに試合中止が発表された。


 大会終了後、伊藤隆RISE代表は「詳しい病状までは聞いていませんが」と前置きし、欠場に至るまでの経緯を説明。TRY HARD GYM側から「水を抜くサプリメントを飲んでしまったら異常に落ちてしまった」との報告を受け、強度の脱水症状だったのではないかとの見解を示していたが、その後、大雅自身がSNSにて「縦隔気腫と診断されドクターストップが出てしまいました」と報告した。

「縦隔気腫」とは、左右の肺に挟まれた部位(縦隔)に漏れた空気が溜まる症状で多くは肺胞が破裂するために生じると考えられている。突発性のものもあり若年男性に多く、安静にて1週間前後で軽快するという。

 大雅は「一馬選手、RISE関係者の皆さん、僕の試合を楽しみにしていてくれてた皆さんそして関わって下さっていた皆さん本当に申し訳ございません。病院で検査をした所減量のダメージは大丈夫だったのですが縦隔気腫と診断されドクターストップが出てしまいました。本当に情けない。プロ失格ですね」と報告。減量が影響したものではないかどうかは不明だ。

 その後、大雅は改めて「このような素晴らしい大会に穴を開けてしまって本当にすみませんでした」と謝罪した。

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