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【DEEP】ライト級王座戦・大原樹里vs.挑戦者・上迫博仁、北岡悟が連戦で大山釼呑助と対戦。フェザー級で青井人vs.五明宏人、バンタム級でCORO vs.力也、フライ級GPから村元友太郎vs.ジェウン、安谷屋智弘はヒロヤと激突=5月7日(日)後楽園

2023/03/24 11:03
 2023年5月7日(日)に後楽園ホールで開催される『skyticket Presents DEEP 113 IMPACT』の追加カードが発表された。  すでにDEEPフライ級GP決勝戦の福田龍彌(MIBURO)vs.本田良介(フリー)が決定している同大会で、ライト級王者・大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)vs.挑戦者・上迫博仁(NICE BAD GYM)を筆頭に、下記8カードが追加となっている。 ▼DEEP ライト級タイトルマッチ 5分3R大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)王者上迫博仁(NICE BAD GYM)挑戦者  両者は2015年年10月に対戦。その時は上迫が1Rに右フックを当てて、大原にTKO負けしている。  その後、大原はライト級王者・武田光司との死闘を経て、RIZINで矢地祐介に判定勝ち。DEEPで北岡悟にTKO勝ちなど8連勝。2021年7月に大木良太にテクニカル判定で勝利し王座を獲得。2022年7月に石塚雄馬をサッカーキックによるKO勝ちし、初防衛に成功している。2022年9月のRIZINでルイス・グスタボにTKO負けを喫したが、2023年2月のBLACK COMBATとの対抗戦でユン・ダウォンに1R、サッカーキックでKO勝ち。再起を遂げた。  挑戦者の上迫は、2017年7月にフェザー級で石司晃一にKO勝ちし、第7代王者につくと、同年12月に芦田崇宏に判定負けで王座陥落。ライト級に上げて冨樫健一郎、サドゥロエフ・ソリホン、イーブス・ランドゥー相手に3連勝も、 ルイス・グスタボ、矢地祐介、松本光史を相手に3連敗。2022年7月に4年7カ月ぶりにDEEPに戻り、北岡悟、石塚雄馬という元ライト級王者とタイトルコンテンダーに連勝中。2階級制覇を目指す。 ▼DEEP ライト級 5分3R北岡 悟(パンクラスイズム横浜)大山釼呑助(INFIGHT JAPAN)  大原vs.上迫と同じライト級で、2月に4年2カ月ぶりの白星を掴んだ北岡悟が、豪州からの国際戦帰りの大山釼呑助と対戦する。  本誌のインタビューで2月に高野優樹に3R ノースサウスチョークで一本勝ち後、「すぐに試合を組んでもらった。試合は最高の答え合わせになる」という北岡は、2016年に下石康太、レオナルド・マフラ、ダロン・クルックシャンクを3タテにして以来、7年ぶりの連勝を目指す。  元プロボクサーの大山は、DEEPでハリー・スタローン、泰斗、Street★Bob洸助を相手に3連勝も、2022年7月の前戦で豪州「Beatdown Promotions」でエリオット・コンプトンに1R KO負け。DEEPに戻り、再び連勝街道に乗れるか。オーソドックス構えからストライカーには組み、グラップラーには打撃を活かして戦う大山は、北岡相手にどんな戦い方を選択するか。 [nextpage] ▼DEEP バンタム級 5分3RCORO(K-Clann)力也(KING OF LIBLTY)  COROは2022年5月、DJ.taikiに判定勝ちし、4連勝でバンタム級暫定王者となったが、11月の初防衛戦で石司晃一に判定負け。今回が再起戦となる。  対する力也は、日体大レスリング部出身。グレコローマン60kg級で全日本学生選手権を2012年と2013年の2度制している。2021年に上位陣相手に1勝3敗と苦しんだものの、2022年は4連勝。  林健太、三好真大、海飛、渡部修斗を相手に2KO・TKO、2つの一本勝ちとすべて1Rフィニッシュ勝利している。海飛には首投げからのVクロス、2月の渡部戦では右フックからのパウンドで27秒KOと、仕掛けは強引なところはあるものの、決定力を持つ。  進境著しい力也が5連勝で一気に王座戦線に駆け上がるか。前バンタム級暫定王者のCOROが上位に留まるべくMMAのキャリアの差を見せるか。 [nextpage] ▼DEEP フェザー級 5分3R青井 人(BLOWS)五明宏人(トラフォース赤坂)  青井は、2022年2月のDEEPで木下尚祐に2R TKO勝ちし、5月の神田コウヤ戦ではヒジ打ちを浴びて3R TKO負け。11月のRIZIN名古屋大会で元シュートボクサーの鈴木博昭を組みで上回り判定勝ちしている。4KO・TKOを誇る思い切りのいい右ストレートに加え、鈴木をテイクダウンし、押さえ込んで削る組み力、スクランブルにも強く、アグレッシブながら相手に応じた戦いも出来る8年目のファイターだ。  対する五明は、2022年3月のフューチャーキングトーナメントで優勝し、5月のプロデビューから3戦全勝。2023年2月にキャリア4戦、わずか9カ月で王座戦に抜擢されるも神田コウヤに判定負けでフェザー級暫定王座獲得ならず。  伝統派空手出身で、2019年度の全日本空手道選手権大会男子個人組手で優勝。2022年5月にプロMMAデビュー戦で佐藤勇駿に判定勝ちすると、8月にはゲオ・レバナに左ストレートを効かせての高速ラッシュで42秒、TKO勝利。11月には、アマチュアルーキー時代の朝倉未来に腕十字で一本勝ちの戦績を持つTATSUMIを相手に、1R 1分55秒、TKO勝ちを収めていた。  神田コウヤを相手に組みの対応も見せた五明は、いかに得意の打撃を効かせるか。青井は打撃と組みで五明もドミネートするか。 ▼DEEP フェザー級 5分3R高野優樹(フリー)西谷大成(トライフォース赤坂)  前戦でライト級で北岡悟に敗れた高野が、フェザー級に戻して朝倉未来門下生の西谷と対戦。レスリングベースの高野に対し、西谷はBreakingDownのキックルールで横田一則に延長判定勝ち。MMAで真価を見せられるか。 [nextpage] ▼DEEP フライ級 5分3R村元友太郎(ALIVE)ビョン・ジェウン(フリー)  村元は、フライ級GP1回戦で風我との打撃戦をスクランブル戦に持ち込み、判定5-0勝利。2回戦で宇田悠斗の左フックからのサッカーキックでTKO負け。  ジェウンは、GP1回戦でで渋谷カズキに1R ギロチンチョークで鮮烈の一本勝ちも、2回戦で伊藤裕樹に2R 左ストレートでTKO負けで敗退となっている。  半年を経て再起戦に臨む両者のサバイバルマッチだ。 ▼DEEP 58kg以下 5分3R安谷屋智弘(氷ヲ刻メ/池田道場)ヒロヤ(トライフォース赤坂)  安谷屋は、フライ級(56.7kg+0.5kg)GPで元PANCRASE王者・小川徹を1R キムラロックに極めてのレフェリーストップ勝ち後、2回戦で福田龍彌との激闘を判定1-4で落として以来の試合。今回は「58kg以下」契約でバンタム級から落としてきたヒロヤと対戦する。  朝倉未来チャレンジ1期生のヒロヤは、2022年は2勝1敗。2月にフライ級で、伊澤星花の実弟・風我に判定負けも、5月に58kg契約でひろとにノースサウスチョークで一本勝ち。11月の沖縄大会でも58kg契約で新垣健司にギロチンチョークを極めている。2023年2月のBreakingDownでは、キックルールで61kg以下契約でMASAMUNEに判定負けしているが、MMAでは3連勝なるか。 [nextpage] ▼DEEP メガトン級 5分2R誠悟(AACC)江畑秀範(フリー) “ミスターメガトン”誠悟は、8連敗から2連勝中。2022年8月にトーマスを得意の柔道仕込みの袈裟固めに極めると、12月にアンディ・コングを2R TKOに下している。江畑はテコンドー80キロ級で全日本選手権8連覇。RIZINキックで佐野勇海に判定負け後、2022年12月の巌流島でマーカス・レロ・アウレリオの場外へのボディスラムで1R TKO負けしている。 【既報カード】 ▼宗明建設 Presents DEEP フライ級GP決勝戦 5分3R 福田龍彌(MIBURO)本田良介(フリー)
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