2023年4月22日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1』にて、元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者ぱんちゃん璃奈(フリー)の本格復帰戦が行われることが発表された。
ぱんちゃんはアマチュアで優勝経験を積み、2019年2月にプロデビュー。パク・シウ、ペットチョンプーらを相手に無敗の快進撃を続け、2020年8月にシュートボクシングのトップ選手であるMISAKIを破ってREBELS-BLACK女子46kg級初代王座(REBELSとKNOCK OUTの統合により現在はKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)に就いた。
2021年5月、二冠王のMIREYを右ストレート一発でマットに沈めると、この試合がバラエティー番組『ノブナカなんなん』で地上波放映され反響を呼ぶ。7月には最強の敵と目されたミネルヴァ・ライトフライ級王者sasoriをも退け、9月にはRIZIN初出場で百花に判定勝ち。2022年3月には喜多村美紀に圧勝してデビュー以来無敗の13連勝(2KO)をマークしたが、練習中に前十字靭帯を断裂して長期欠場。
復帰を目指している中、那須川天心と武尊の限定サイン入りポスターを偽造して、インターネットオークションで落札者から9万9900円をだまし取ったとして、2022年12月5日に兵庫県警垂水署により詐欺の容疑で逮捕されたが、2023年3月にタイトルを返上してエキシビションマッチでリングに復帰。“土木ネキ”こと坂本瑠華と攻撃はパンチのみのルールで対戦した。3月10日には事件に関して不起訴処分(起訴猶予)になった。
そのぱんちゃんが今度は蹴りありの公式試合で復帰戦を迎える。対戦相手は後日に発表。14連勝を懸けての試合となる。
さらに、今大会には4戦無敗のKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者・久井大夢(/TEAM TAIMU)、鈴木千裕の兄で元プロボクサーの鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)、K-1 WORLD MAXでも活躍したベテランの中島弘貴(LARA TOKYO)、大谷翔平と1文字違いの大谷翔司(スクランブル渋谷)、一打必倒の栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)、KNOCK OUTの新星・乙津陸(クロスポイント大泉)とKNOCK OUTの主力選手たちも多数参戦が決定した。